ChatGPTとは、人間に近い自然な会話を実現するAIチャットツールで、先進的なAI技術が活用されています。
2022年11月に登場し、その無料でアクセス可能な画期的な性質が話題を呼び、SNS上で高品質な文章生成や人間らしい回答が評判になりました。
驚異的なスピードでユーザー数が1億人を超えるほどの人気を集め、2023年には米Microsoftが開発企業のOpenAIに100億ドルの投資を行うと報じられています。
性能が向上したGPT-4が2023年3月にリリースされ、ChatGPT Plus(有料プラン:20ドル/月)の加入者が利用できるようになりました。
この新しいバージョンは、従来のモデルと比べて出力の精度が高まり、さまざまなビジネス分野で活用されています。
今回PROMPTYでは、
ChatGPTとは何か、ChatGPTのスマホアプリは存在するのか、ChatGPTの始め方と使い方、ChatGPTを使うメリット、ChatGPTを使うデメリット、GPT-3.5とGPT-4の違い、ChatGPTが日本語でできること、ChatGPTが苦手とすること、ChatGPTの有料版【ChatGPT Plus】の料金について、ChatGPTの活用事例8選、ChatGPTに今後実装予定の機能、【ChatGPT Plugins】おすすめプラグイン参入するChatGPTの競合企業、ChatGPTの関連銘柄、ChatGPTに関するQ&A
について解説していきたいと思います。
- 1 ChatGPTとは
- 2 ChatGPTのスマホアプリは存在する?
- 3 ChatGPTの始め方
- 4 ChatGPTの使い方
- 5 ChatGPTを使うメリット
- 6 ChatGPTを使うデメリット
- 7 GPT-3.5とGPT-4の違い
- 8 ChatGPTが日本語でできること
- 9 ChatGPTが苦手とすること
- 10 ChatGPTの有料版【ChatGPT Plus】の料金について
- 11 ChatGPTの活用事例8選
- 12 ChatGPTに今後実装予定の機能
- 13 【ChatGPT Plugins】おすすめプラグイン
- 14 参入するChatGPTの競合企業
- 15 ChatGPTの関連銘柄
- 16 ChatGPTに関するQ&A
- 17 まとめ
ChatGPTとは

ChatGPTとは、OpenAIが提供するAIチャットツールで、人間のような自然な会話が可能なサービスです。
このサービスは、GPT(Generative Pre-trained Transformer)という先進的なAI技術がベースとなっており、特にGPT-3.5とGPT-4という2つのバージョンが利用されています。
GPT-3.5は高いパフォーマンスを誇り、幅広い分野で活用されてきましたが、2023年3月にはさらに進化したGPT-4が登場しました。
これにより、出力の精度や品質が向上し、ビジネスや個人の利用が一層拡大しています。
また、ChatGPTは無料で利用できるほか、有料プランも用意されており、多くのユーザーが自分に合ったプランでサービスを活用できるようになっています。
日本語対応も実現しており、日本語での会話や文章生成が可能です。
ChatGPTのスマホアプリは存在する?
米国時間5月18日、OpenAIがChatGPTのiOS版(iPhoneなどのスマホアプリ版)をリリースしたことを発表しました。
2023年6月10日現在、ChatGPTのiOS版スマホアプリは日本国内でも利用可能になっています。
米国時間5月18日、OpenAIがChatGPTのiOS版(iPhoneなどのスマホアプリ版)をリリースしたことを発表しました。2023年5月19日現在、米国限定でのリリースとなりますが、数週間内には日本含む更に多くの国々へと展開される予[…]
ChatGPTの始め方
①OpenAI公式サイトへアクセスする
まずはOpenAI公式サイトにアクセスします。

そして右上にある「Menu」というボタンをクリックして、Productの中にある「ChatGPT」をクリックしてください。(下画像の赤枠)

②会員登録を行う
実際にChatGPTのページにアクセスすると、以下のような灰色の画面が表示されます。
その中の「Sign up」と表示されているボタンから会員登録を行います。
もし既に登録が済んでいる方は左の「Log in」ボタンからログインを行ってください。

次に表示された画面にメールアドレスを記入してください。
下にある「Continue with Google」か「Continue with Microsoft Account」をクリックすることによりGoogleかMicrosoftのアカウントから登録を行うこともできます。
どちらかのアカウントを既に持っているかたはこちらのGoogleかMicrosoftのアカウントから登録を行うとスムーズな登録を行うことができます。

③登録完了
以下のような画面が見えたら会員登録完了です。

ChatGPTの使い方

使い方は簡単で、ChatGPTに表示されている「Send a message…」とある場所に質問などを入力するだけでできます。例えば、以下の文章をChatGPTに質問してみます。
入力文:

出力文:
自己紹介をしてくれました。このように、ChatGPTの使い方は非常にシンプルでメッセージ入力欄にメッセージを書き込む→ChatGPTが返答してくれる→メッセージを書き込む→…の繰り返しです。

ChatGPTを使うメリット
ChatGPTを使うメリットとして主に、
①時短・効率化
②創造性の向上
③多言語対応
④豊富な知識ベース
⑤24時間365日利用可能
の5つが挙げられます。それぞれ解説していきます。
①時短・効率化
ChatGPTを活用することで、繰り返し行うタスクや文章の作成・編集などの作業が効率化されます。
AIによる迅速な回答や提案が得られるため、手間や時間が大幅に削減され、より多くの仕事をこなすことが可能になります。
②創造性の向上
ChatGPTは独創的なアイデアや表現を提案する能力があります。
これにより、ユーザーはクリエイティブな仕事もAIに任せることができ、自身の創造力をより一層引き出すことができます。
また、AIが提案するアイデアをもとに、新しい発想や視点を開拓することができます
③多言語対応
ChatGPTは複数の言語に対応しており、翻訳や文章の校正などが可能です。
言語障壁が減ったことで、国際的なビジネスやコミュニケーションを円滑に進められることが可能です。
④豊富な知識ベース
ChatGPTは、科学、文化、歴史、芸術、技術、ビジネスなど、幅広い主題についての知識を持っています。
あなたが興味を持つどんなテーマについても、精緻で包括的な情報を提供します。
そして、AIのニューラルネットワークの学習に使用されたデータベースは多岐にわたり、一貫した質の高い情報を提供します。
⑤24時間365日利用可能
ChatGPTはいつでも、どこでも、何度でも利用可能です。
自分のペースで学ぶことができ、深夜や早朝、休日でも、いつでもユーザーの質問に対応することができます。
また、時間制限や返答に対するプレッシャーがないため、自分の時間とリズムに合わせて学習を進めることも可能です。
ChatGPTを使うデメリット
ChatGPTを使うデメリットとして主に、
①情報の鮮度
②情報の事実確認が必要
③感情の理解・表現の不足
④プライバシーの問題
⑤文脈理解の限界
の5つが挙げられます。それぞれ解説していきます。
①情報の鮮度
GPT-3.5およびGPT-4は、2021年9月までのデータを使用しているため、それ以降の最新情報やトレンドに対応できない場合があります。
検索エンジンの仕組みを生かしたBing AIやPerplexityのようなサービスも存在し、これらは検索結果に基づく最新の情報を回答に反映してくれます。
②情報の事実確認が必要
もう一つのデメリットは、回答の不正確さです。
OpenAIの報告書によると、ChatGPTは「正しそうで正しくない情報」や「幻覚(hallucination)に近い文章」を生成してしまうことがあるそうです。
ただし、幻覚性に関するテストではGPT-4がGPT-3.5に比べて40%も高いスコアを出すことができており、回答の精度において改善の方向に進んでいるのは間違いありません。
とはいえ、ユーザーは提供された情報の事実確認をしっかりと行う必要があります。
③感情の理解・表現の不足
ChatGPTは人間のように感情を理解したり感じたりする能力がありません。
したがって、感情的なニュアンスや情緒的な支援が必要な状況では、その応答は完全に満足できるものではないかもしれません。
④プライバシーの問題
ChatGPTが個人情報を収集しないのは利点であるものの、ユーザーが敏感な情報を入力した場合、それを識別し適切に管理することが重要です。
ユーザーとしては、自分の情報がどのように使用・保管されるのかが透明であることを求めます。
⑤文脈理解の限界
ChatGPTは複雑な文脈や長い対話履歴を完全に把握するのが難しい場合があります。
このため、長い対話や多くの前提知識が必要な質問に対する回答が不十分になることがあります。
これはユーザーが混乱を感じる可能性がある要因の一つです。
GPT-3.5とGPT-4の違い
無料版で利用できるGPT-3.5と有料版でのみ利用できるGPT-4の違いとして主に、
①回答の正確性が向上
②回答の安全性が向上
③入力の自由度が向上
の3つが挙げられます。それぞれ解説していきます。
①回答の正確性が向上
GPT-4は、GPT-3.5と比較して回答の正確性が大幅に向上しています。
例えば、模擬司法試験において、GPT-3.5は下位10%のスコアでしたが、GPT-4は上位10%のスコアを獲得しました。
また、複雑なタスクに対しても、GPT-4は信頼性と創造性の高い回答ができるようになっています
②回答の安全性が向上
GPT-4では、回答の安全性が改善されています。
これは、強化学習アルゴリズムの改良に加えて、新しくルールベースの判別器が導入されたことにより実現されました。
この結果、ユーザーに対してより安全な回答が提供されるようになっています。
③入力の自由度が向上
GPT-4は、入力の自由度が向上しており、これまでのテキスト入力だけでなく、画像入力も可能になりました。
OpenAIのデモ動画では、手書きでウェブデザインを描いたノートの写真をGPT-4に投げると、HTMLのプログラムコードが出力される様子が紹介されています。
ただし、現時点(2023年4月20日現在)では、画像入力機能はまだ一般公開されていないプレビュー版です。
ChatGPTが日本語でできること
ChatGPTは、チャットボット型AIとして幅広い分野で活躍します。
以下にChatGPTができることの例を18個紹介します。
・一般的な質問への回答
・情報検索
・文章の校正
・翻訳
・会話の練習
・アイデアの生成
・創作
・スケジュール管理
・問題解決
・学習サポート
・読書サポート
・ビジネスアドバイス
・プログラミング
・レシピ提案
・旅行プランニング
・メンタルヘルスサポート
・語学学習
・モチベーション向上
ChatGPTが苦手とすること
ChatGPTが苦手とする特徴は、先に述べた通りリアルタイムで情報把握ができない点と回答の不正確性です。
リアルタイムでの情報把握が難しいため、最新のニュースや現在進行中のイベントについて正確な情報を提供することが困難です。
また、複雑な質問や曖昧な情報に対しては、正確さに欠ける回答をすることがあります。
以下にChatpGPTが苦手とすることをいくつか挙げてみました。
・最新の株価や為替レートの提供
・現在進行中のスポーツイベントのスコアや結果の報告
・匿名性のあるインターネット情報の真偽判断
・個人情報に関する質問への回答
・専門的で非常に特定化された質問への正確な回答
・未来の出来事や予測に関する確実な情報提供
・言語のニュアンスや文化的背景に深く根ざした質問への回答
・言語以外の情報伝達手段(例:画像認識、音声認識)の処理
・インターネットやデータベースへのリアルタイムアクセスによる情報提供
・完全な共感や人間同士の感情的なつながりを持つ会話の提供
ChatGPTの有料版【ChatGPT Plus】の料金について
ChatGPTの有料版【ChatGPT Plus】の料金について、下記の3つの視点から解説していきます。
①基本的な利用は無料で可能
②月額20ドル支払えばChatGPT Plusに加入できる
③能力評価の比較
有料版と無料版の違いや、有料版への登録方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
「ChatGPTの有料版と無料版の違いは?」「ChatGPTの有料版は自分に必要?」 このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか? 今回PROMPTYでは、ChatGPTの有料版【ChatGPT Plus】と無料版の[…]
①基本的な利用は無料で可能
ChatGPTは基本的には無料で使えますが、無料プランではGPT-3.5のみ使用可能となっております。
GPT-4と呼ばれる高度な機能を利用するには有料プランが必要です。
②月額20ドル支払えばChatGPT Plusに加入できる
有料の月額20ドル(約2,500円)のサブスクリプションプラン「ChatGPT Plus」が提供されており、次世代大規模言語モデル「GPT-4」が使用可能となり、ピーク時のアクセス性向上、応答時間の短縮などが見込まれ、新機能の利用が可能になります。
③能力評価の比較


OpenAIによると、無料版のGPT-3.5は論理的思考能力が5段階評価で3、手短に無駄なく文章を書く能力が5段階評価で2でしたが、GPT-4では論理的思考能力が5段階評価で5、手短に無駄なく文章を書く能力が5段階評価で4まで向上しています。
GPT-4の場合は文章を書く能力や論理的思考力が向上する代わりにスピードが落ちてしまう傾向にあるようです。
追記(6/10):GPT-4の回答速度について速くなったという声が上がっています。ChatGPTを使い倒してきた筆者もGPT-4の速度は上がったと感じています。
実際にOpenAI社のCEOであるサムアルトマン氏も、GPT4の速度アップと低価格化を近未来のロードマップとして語っています。
ChatGPTの活用事例8選
今回はビジネスシーンですぐに使えるChatGPTの活用事例を8つ紹介します。そのほかにも面白い活用事例についてもこちらの記事でまとめています。
ChatGPTは、OpenAIが開発した会話型の人工知能で、人間のように質問に答えたり、文章を作ることができます。 ChatGPTは、膨大な量のテキスト情報を学習しており、さまざまなトピックに対応できるため、幅広い知識が必要な場面で[…]
活用事例①:文章校正

入力文:
出力文:
プロンプトに対する回答は適切で、正しい日本語に修正されています。元の文章に含まれていた誤りや不自然な表現を正確に修正し、自然な文章に変換しています。このようなChatGPTによる文章校正は、例えばビジネスや学術の文書で、誤りや不自然な表現がないかチェックする際などで使用することができます。
ChatGPTで高精度な文章校正を行う方法 文章を書く際に、校正作業は必須の作業です。しかし、毎回細かい点をチェックするのは非常に時間がかかるものです。そこで、今回はChatGPTを使って校正作業を効率化する方法を紹介します。 […]
活用事例②:文章の翻訳

入力文:
出力文:
この回答は、与えられた英語の文章を適切に日本語に翻訳しています。文法や表現も適切で、原文の意味を正確に伝えていると言えます。
このプロンプトは、海外の文章を日本語に翻訳するときに使用できます。しかし、情報の正確性の観点から、DeepLなどの翻訳ツールと同様に、翻訳が適切かどうかを確認するために翻訳結果を第三者が評価することが望ましいです。また、文章全体を翻訳するためには、プロンプトが途中で切れていないことを確認する必要があります。
活用事例③:デートプランの企画

入力文:
出力文:
この回答は、東京周辺でのデートプランを網羅的に提案しており、観光名所やレジャースポット、食事や夜景など、さまざまな要素を組み込んでいます。
ただし、デートのペースや相手の興味によっては、一日で全てのスポットを回るのが難しいかもしれません。そのため、事前に相手の希望を聞いてプランを調整することが大切ですね。
ChatGPTを使用すれば、最適なデートプランを提案することができます。今回は、ChatGPTに条件・目的に応じた最適なデートプランを提案してもらうプロンプトを紹介します。 プロンプト #命令文 これから「条件・目的に応じた最[…]
活用事例④:敬語の文章の作成

入力文:
出力文:
常に適切に敬語を用いて、元の文章を丁寧な表現に変換しています。以下のように、各フレーズが正しい敬語表現になっています。
- おはよー → おはようございます
- 元気にしてる? → お元気でいらっしゃいますか?
- 今日の打ち合わせ何だけど → 本日の打ち合わせについてですが
- やるからよろしく〜! → 行われますので、どうぞよろしくお願いいたします
- 書類についても忘れないで持ってこいよ! → 書類についてもお忘れなくお持ちくださいませ
会社などでふとした際に思いついた文章をすぐに敬語に変換できるので、敬語の表現を考える時間の節約になるかもしれません。
ChatGPTで適切なプロンプトを入力することによって、正しい敬語を使った文章に修正することが出来ます。 今回PROMPTYでは、正しい敬語を使った文章に修正するプロンプトのテンプレートをご紹介します。 プロンプト #命[…]
活用事例⑤:数式計算

入力文:
出力文:
総評:
上記の回答は、2つのサイコロの和が10になる確率を求める問題に対して、適切な解法と計算を提示しています。
回答は明確であり、有利な結果の数を特定し、全ての結果の数で割ることで確率を計算しています。また、最終的な答えは分数とパーセンテージの両方で表されており、非常に丁寧に回答を行ってくれました。
活用事例⑥:質問対応

入力文:
出力文:
このように、ChatGPTは質問対応を行うことも可能です。今回は簡単に「りんごが落ちる理由」について端的に聞いてみました。
質問「どうしてりんごは落ちるの?」に対する回答は、科学的な観点から重力とアイザック・ニュートンの法則に基づいて説明しています。回答は簡潔でわかりやすく、初心者にも理解できるようになっています。
活用事例⑦:プロモーション企画作成

入力文:
出力文:
このように、プロモーション企画をChatGPTに行なってもらうこともできます。実際に今回は小学生用シャープペンシル「シャープ君」という架空の商品のプロモーションを行ってもらいました。
上記の回答では、「シャープ君」のプロモーション企画として3つの具体的な案を提案しています。これらの案は、子どもたちの興味を引く内容であり、多様なアプローチを含んでいるため、効果的なプロモーション活動となるかもしれません。
活用事例⑧:プレゼンの構成の作成

入力文:
出力文:
ChatGPTを使えば、プレゼン資料を作成してもらうことも可能です。今回はタイトルとプレゼン枚数だけ指定した例を出しましたが、他にも話す時間や、プレゼンのトークスクリプトなども作成が可能です。
今回は、「ChatGPTが巻き起こす社会現象」というタイトルで5枚のスライドを作成してもらいました。
回答は、プレゼンテーションの構成案を明確かつ効果的に提供しています。5枚のスライドに分けて、ChatGPTの概要、ポジティブな影響、ネガティブな影響、そして今後の展望と対策について整理されており、聴衆に対してバランスの取れた情報を提供していることが分かります。
ChatGPTに今後実装予定の機能
ChatGPTに今後実装予定の機能として、「マルチモーダル機能」「ChatGPT Plugins」の2つが挙げられます。
それぞれ解説していきます。
①マルチモーダル機能
マルチモーダルとは、複数のデータ形式を活用できるAIのことで、画像や音声、動画などでも処理できるようになる予定とのことです。
今後のChatGPTでは、テキスト以外のデータ形式(画像・音声・動画)でもやりとりができるようになる見込みで、これによりChatGPTの応用範囲がさらに広がることが期待されています。
具体的な実装時期や詳細については、現時点では明らかになっていませんが、マルチモーダル機能の追加により、ChatGPTがさらに便利で多機能なAIとなることが予想されます。
②ChatGPT Plugins
ChatGPT Pluginsには、検索エンジンや画像解析アプリケーションなどが含まれます。
初期に提供される公式プラグインは、Open AI製が2つとサードパーティー製が11個あり、最新情報を反映できるプラグイン、一部の専門的な質問に回答できるプラグイン、計算を実行できるプラグインなどがあります。
また、ChatGPT Pluginsによって、リアルタイム情報を参照できるようになり、ユーザー数はさらに増えるかもしれないとされています。
ChatGPT Pluginsは、ChatGPTの能力を拡張するためのプラグインであり、ChatGPTの作業をより効率化することができます。
追記:2023年6月10日現在、ChatGPT Pluginsはウェイトリストへの登録なしで利用することができます。(有料版のみ)
2023年5月16日ごろ、ChatGPTのプラグイン機能「ChatGPT plugins」がウェイトリストの登録無しで使用できるようになりました。 ChatGPT pluginsを使用すると、 ・リアルタイム情報の取得・Web[…]
【ChatGPT Plugins】おすすめプラグイン
2023年5月16日ごろ、ChatGPTのプラグイン機能「ChatGPT plugins」がウェイトリストの登録無しで使用できるようになりました。
ここでは、ChatGPT Pluginsの中から下記の6つのおすすめプラグインをご紹介します。
①食べログ
②Expedia
③Portfolio Pilot
④AskYourPDF
⑤Link Reader
⑥価格.com
①食べログ
2023年5月6日、株式会社カカクコムが、人気のレストラン検索・予約サイト「食べログ」において、OpenAI社の対話型AI「ChatGPT」の機能を拡張するプラグインを提供開始しました。
このChatGPTプラグインにより、ユーザーはChatGPTで、条件を指定して、食べログで予約可能な店舗の空席情報を手軽に検索できるようになります。

引用:PRTimes
詳しくは下記の記事で解説しています。
2023年5月6日、株式会社カカクコムが、人気のレストラン検索・予約サイト「食べログ」において、OpenAI社の対話型AI「ChatGPT」の機能を拡張するプラグインを提供開始しました。 今回PROMPTYでは、ChatGPTの食べ[…]
②Expedia
旅行の計画は楽しみの一つですが、同時に時間と労力を必要とします。
しかし、Expediaプラグインを活用すれば、効率的に最適な旅行プランを作成することが可能です。

詳しくは下記の記事で解説しています。
「ChatGPT pluginsのおすすめプラグインが知りたい」「Expedia プラグインの活用方法は?」 このような方は多いのではないでしょうか。 今回PROMPTYでは、ChatGPTのプラグイン「Expedia」を実際[…]
③Portfolio Pilot
Portfolio Pilotは、投資に関する詳細な情報を得ることが出来るプラグインです。
このプラグインを用いることで、ポートフォリオ評価や改善も可能です。

詳しくは下記の記事で解説しています。
2023年5月16日ごろ、ChatGPTのプラグイン機能「ChatGPT plugins」がウェイトリストの登録無しで使用できるようになりました。 その「ChatGPT plugins」の中に、投資に関する詳細な情報を得ることが出来[…]
④AskYourPDF
AskYourPDFは、ChatGPTでPDFの情報を取得できるプラグインです。
このプラグインを用いることで、PDFドキュメントの内容を直接ChatGPTが読み取ることができ、情報収集の効率を大幅に上昇させることができます。

詳しくは下記の記事で解説しています。
2023年5月16日ごろ、ChatGPTのプラグイン機能「ChatGPT plugins」がウェイトリストの登録無しで使用できるようになりました。 その「ChatGPT plugins」の中に、ChatGPTでPDFの情報を取得でき[…]
⑤Link Reader
Link Readerは、ChatGPTがURLから情報を取得できるようにするプラグインです。
このプラグインを用いることで、ウェブページ、PDFドキュメント、PowerPointプレゼンテーション、Wordファイルなどの要約を作成することができます。

詳しくは下記の記事で解説しています。
「ChatGPTのおすすめプラグインが知りたい」「Link Readerプラグインの活用方法は?」 このように思う方は多いのではないでしょうか。 今回PROMPTYでは、ChatGPTのプラグイン「Link Reader」を実[…]
⑥価格.com
価格.comプラグインを用いると下記のようなことができるようになります。
①商品検索
②商品提案
③検索結果のリンク提供
④商品数の表示
⑤メーカーによる検索
⑥価格範囲による検索

詳しくは下記の記事で解説しています。
「ChatGPTのおすすめプラグインが知りたい」「Link Readerプラグインの活用方法は?」 このように思う方は多いのではないでしょうか。 今回PROMPTYでは、ChatGPTのプラグイン「Link Reader」を実[…]
参入するChatGPTの競合企業
生成AIとして最も話題になったのはChatGPTですが、チャット型AIサービスはChatGPTだけではありません。
2023年4月現在、Googleが発表した「Bard」、イーロン・マスク氏が手掛ける「TruthGPT」など巨大なテック企業が次々と参入の発表を行なっています。
引用:Google Bard 元々はアメリカとイギリスのみで利用可能だったGoogleのAIチャットサービス「Bard」が、ついに日本でも使えるようになりました。 Google「Bard」とは 「Bard[…]
引用:TruthGPT公式 イーロン・マスク氏は、17日に「TruthGPT」というAIチャットボットを公開し、サービスが始まったことを明らかにしました。18日現在、WebアプリやTelegramの統合機能を通じてアクセス可[…]
ChatGPTの関連銘柄
ChatGPTの関連銘柄として下記の8つが挙げられます。
①マイクロソフト
②アルファベット(グーグル)
③C3.ai(シースリー・エーアイ)
④アンバレラ(AMBA)
⑤エヌビディア
⑥ユーザーローカル
⑦AI CROSS
⑧TDSE
詳しくは下記の記事で解説しています。
ChatGPTとは OpenAIが開発したChatGPTは、自然言語処理技術を用いた大規模なモデルで、多くのテキストデータを学習して人間らしい文章作成や対話を行うことができます。 イーロン・マスクが設立者の一人であり、現在マイ[…]
ChatGPTに関するQ&A
ChatGPTに関するQ&Aとして下記の5つをまとめました。
①ChatGPTを複数アカウントから使用してもいい?
②ChatGPTにエラーが出た時はどうしたらいい?
③ChatGPTの文字数の制限は何文字ですか?
④ChatGPTのAPIアクセスの制限について教えてください。
⑤ChatGPTの回答が途中で切れた時はどうしたらいい?
①ChatGPTを複数アカウントから使用してもいい?
OpenAIの利用規約とガイドラインに従い、複数のアカウントを作成することは基本的には避けるべきです。
通常、1人1アカウントが推奨されています。
ただし、企業やチームが異なるプロジェクトや目的でChatGPTを使用する場合、それぞれのプロジェクトやチームメンバーに対応する複数のアカウントを作成することが可能です。
ただし、これは正当な理由がある場合に限ります。
不正行為や違反行為を目的とした複数アカウント作成は禁止されています。
「ChatGPTは制限があるけど、複数のアカウントを作成して使用してもいい?」「1つの電話番号で複数のアカウントを作成することはできる?」 このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。 今回PROMPTYでは、Cha[…]
②ChatGPTにエラーが出た時はどうしたらいい?
ChatGPTにエラーが表示される原因と、エラーが出た時の対処法については下記の記事で詳しく解説しています。
ChatGPTを使用しているとさまざまなエラーに直面することが多いと思います。 今回の記事では、ChatGPTで発生する可能性のあるエラーの種類や原因、そしてそれぞれに対する対処法について解説していきます。 ChatGPT内で[…]
③ChatGPTの文字数の制限は何文字ですか?
一般的にChatGPTに入力する最大文字数は4096「トークン」で定められている、と言われています。
つまり、ひらがなの場合は4096文字、漢字も混ざった文章だとおよそ2000〜4000文字の範囲で文字数制限が来ると想定できます。
下記の記事で、ChatGPTの文字数制限について実際に検証しています。
「ChatGPTの文字数制限について知りたい」「制限を突破する方法ってあるの?」 そう思う方もいるのではないでしょうか。 実は、ChatGPTの文字数制限は一定の制約がありますが、適切なプロンプトをChatGPTに入力することによ[…]
④ChatGPTのAPIアクセスの制限について教えてください。
ChatGPTには、無料版とプラスアップグレード版の2種類のAPIアクセスがあります。
ChatGPTの無料版APIアクセスでは、1つのAPIキーを用いて1つのアプリケーションで1日最大1,000回のリクエスト処理ができます。
応答には、最大1,024文字のテキストが含まれます。
一方、プラスアップグレード有料版のAPIアクセスでは、1つのアカウントで複数のAPIキーを使用できます。
リクエストに対する応答に含まれるテキストの長さは、最大で4,096文字まで拡張されており、最大3つまでのリクエストに対応可能です。
「ChatGPTにはどんな制限がある?」「ChatGPTで今後制限が追加されることはある?」 このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。 今回のPROMPTYでは、ChatGPTで一度に質問できる文字数の制限や、[…]
⑤ChatGPTの回答が途中で切れた時はどうしたらいい?
ChatGPTの回答が途中で切れた時の対処法として下記の3つがあります。
①「続き」と入力する
②最後の一文字を入力する
③途切れた文章をコピペし、続きをお願いする
「ChatGPTの回答が途中で切れてしまった時はどうしたらいい?」「ChatGPTの回答が途中で切れないようにする方法はある?」 このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。 今回PROMPTYでは、ChatGPTの[…]
まとめ
今回PROMPTYでは、
ChatGPTとは何か、ChatGPTのスマホアプリは存在するのか、ChatGPTの始め方と使い方、ChatGPTを使うメリット、ChatGPTを使うデメリット、GPT-3.5とGPT-4の違い、ChatGPTが日本語でできること、ChatGPTが苦手とすること、ChatGPTの有料版【ChatGPT Plus】の料金について、ChatGPTの活用事例8選、ChatGPTに今後実装予定の機能、【ChatGPT Plugins】おすすめプラグイン参入するChatGPTの競合企業、ChatGPTの関連銘柄、ChatGPTに関するQ&A
について解説しました。
ChatGPTを有効に活用することで、より効率よく、低コストで作業を行うことができます。
まだChatGPTを触ったことがないという方は、より手軽に利用できるChatGPTのiOS版スマホアプリをダウンロードするところ始めてみてはいかがでしょうか?