2023年5月16日ごろ、ChatGPTのプラグイン機能「ChatGPT plugins」がウェイトリストの登録無しで使用できるようになりました。
その「ChatGPT plugins」の中に、投資に関する詳細な情報を得ることが出来るプラグインとして、「Portfolio Pilot」があります。
今回PROMPTYでは、Portfolio Pilotの使い方、Portfolio Pilotを使うメリット、Portfolio Pilotを使う時の注意点について解説します。
2023年5月16日ごろ、ChatGPTのプラグイン機能「ChatGPT plugins」がウェイトリストの登録無しで使用できるようになりました。 ChatGPT pluginsを使用すると、 ・リアルタイム情報の取得・Web[…]
【ChatGPT投資プラグイン】Portfolio Pilotの使い方
Portfolio Pilotの使い方として、下記の5つが挙げられます。
①ポートフォリオ評価
②ポートフォリオ改善の推奨
③証券の詳細情報の取得
④トップETFと株式の取得
⑤マクロ経済の洞察
それぞれ解説していきます。
①ポートフォリオ評価
PortfolioPilotプラグインは、ユーザーが提供した投資ポートフォリオの詳細な評価を提供します。
これには、期待リターン、リスク調整リターン、多様化、リスク、ボラティリティ、インフレリスクやクレジットリスクなどのダウンサイド保護要素、および証券間の相関などが考慮されます。
例:「私のポートフォリオにはApple、Microsoft、Amazonの株式とBitcoinが含まれています。これらの評価をしてもらえますか?」
②ポートフォリオ改善の推奨
プラグインは、ポートフォリオを改善するための具体的なアクション可能な推奨を提供します。
これには、追加の資金をどこに投資すべきかについての提案が含まれます。
例:「私のポートフォリオにはTesla、Google、Facebookの株式があります。これを改善するための提案はありますか?」
③証券の詳細情報の取得
ユーザーは特定の証券(ETF、株式、暗号通貨、債券、相互ファンド)の詳細情報を取得することができます。
これには、ニュース、期待リターン、リスク、財務情報、評価、ファンドのエクスポージャー、関連証券などが含まれます。
例:「最近のAppleの株式についての詳細情報を教えてもらえますか?」
④トップETFと株式の取得
ユーザーは特定のフィルターに基づいてトップのETFや株式を探すことができます。
これには、ファンドの哲学、多様化の程度、最大経費率、資産クラス、上場国などのフィルターが使用できます。
例:「テクノロジーセクターのトップ株式を教えてもらえますか?」
⑤マクロ経済の洞察
プラグインは、グローバルな経済または特定の地域のマクロ経済の洞察を提供します。
これには、経済の動向とそれが市場にどのように影響するかが含まれます。
例:「現在のグローバル経済の状況はどうですか?これがAmazonの株価にどのように影響する可能性がありますか?」
【ChatGPT投資プラグイン】Portfolio Pilotを使うメリット
Portfolio Pilotを使うメリットとして、下記の4つが挙げられます。
①パーソナライズされたポートフォリオ評価
②具体的な投資提案
③リアルタイムの金融情報
④マクロ経済の洞察
それぞれ解説していきます。
①パーソナライズされたポートフォリオ評価
PortfolioPilotプラグインは、あなたの投資ポートフォリオを評価し、リスク調整リターン、多様化、ボラティリティ、インフレリスクやクレジットリスクなどのダウンサイド保護要因を考慮した評価を提供します。
これにより、あなたの投資がどのようにパフォーマンスを発揮しているか、またどのように改善できるかを理解するのに役立ちます。
②具体的な投資提案
プラグインは、ポートフォリオの改善方法を示す具体的な提案を提供します。
これには、追加の資金をどこに投資すべきかについての提案も含まれます。
これにより、あなたの投資戦略をより効果的にするための具体的なステップが提供されます。
③リアルタイムの金融情報
PortfolioPilotプラグインは、ETF、株式、暗号通貨、債券、および相互基金などの個々の証券に関する最新の情報を提供します。
これには、ニュース、予想リターン、リスク、財務情報、評価、ファンドの露出、関連証券などの詳細が含まれます。
④マクロ経済の洞察
プラグインは、グローバルな経済または特定の地域のマクロ経済の洞察を提供します。
これにより、経済の動向が市場にどのように影響を与えるかを理解するのに役立ちます。
【ChatGPT投資プラグイン】Portfolio Pilotを使う時の注意点
Portfolio Pilotを使う時の注意点として下記の5つが挙げられます。
①投資リスクの理解
②データの正確性
③データの解釈
④セキュリティとプライバシー
⑤投資の多様性
それぞれ解説していきます。
①投資リスクの理解
投資には常にリスクが伴います。
PortfolioPilotプラグインは投資の洞察と提案を提供しますが、これは投資助言ではありません。
ユーザーは自身のリスク許容度と投資目標を理解し、適切な投資決定を行う必要があります。
②データの正確性
プラグインはリアルタイムの金融情報を提供しますが、その情報は常に変動します。
したがって、投資決定を行う前に、Yahooファイナンスなどで最新の情報を確認することが重要です。
③データの解釈
プラグインから提供される情報は、金融市場や投資に関する一定の知識(ボラティリティやシャープレシオなど)を必要とする場合があります。
ユーザーは、提供されるデータと分析を適切に解釈し、それを自身の投資戦略にどのように適用するかを理解する必要があります。
④セキュリティとプライバシー
ユーザーは自身のポートフォリオの詳細をプラグインに提供するため、その情報のセキュリティとプライバシーを確保することが重要です。
ユーザーは信頼できるソースからプラグインを使用し、個人情報を適切に保護する必要があります。
⑤投資の多様性
プラグインは特定の証券や投資戦略についての情報を提供しますが、投資の多様性は重要です。
ユーザーはプラグインの提供する情報を使用して、自身のポートフォリオを適切に多様化することを考慮する必要があります。
まとめ
今回PROMPTYでは、Portfolio Pilotの使い方、Portfolio Pilotを使うメリット、Portfolio Pilotを使う時の注意点について解説しました。
Portfolio Pilotは投資に関する意思決定をするための材料を得るためのツールとして優秀ですが、最終的な意思決定をするのは本人です。
効果的に活用して、投資に活かせるようにしましょう!