LINEヤフー 生成AIによる広告文の提案機能を発表

LINEヤフー株式会社は7月9日、生成AIが広告のタイトルや文章を提案する機能を追加しました。

本機能は「LINE広告」「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」にて利用することができます。

「LINE広告」についてはβ版での追加であるため、今後変更となる可能性があります。

広告における生成AIの利用を拡張

出典:LINEヤフー

LINEヤフーは2024年3月に検索結果ページに表示される「レスポンシブ広告」の作成で生成AIを利用できる機能をリリースしています。

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本サービスは広告における生成AI利用の第二弾として、この機能を利用できるサービスの範囲を拡大した形です。

広告主はこの機能を無料で利用することができ、提案されたタイトルや説明文を調整するだけで広告作成が可能であるため、工数の削減が期待できます

本機能の特徴

LINEヤフーはこの機能に関して、利用可能な範囲を定めています。

具体的には、各広告サービスの利用における以下の範囲となっています。

「LINE広告」

  • ウェブサイトのアクセス
  • ウェブサイトコンバージョン
  • アプリのインストール・アプリのエンゲージメント
  • 動画の再生
  • リーチ
  • 友達追加

「Yahoo!広告」 ディスプレイ広告

  • 広告タイプ:レスポンシブ
  • メインメディアの形式:画像
  • レスポンシブ広告入稿タイプ:アセット(複数素材)

参考:LINEヤフー

また、本機能の利用は1アカウントにつき月30回までと定められており、上限まで行くと翌月まで利用できなくなります。

生成AIの安全な使用のために

本機能利用時は、必ず人間による最終確認をすることに留意してください。

生成AIによって提案されたタイトル・説明文は広告審査の承認を保証するものではなく、掲載基準に満たない場合は広告主自身の手で修正をする必要があります

まとめ

LINEヤフー株式会社は7月9日、生成AIが広告のタイトルや文章を提案する機能を追加しました。

本機能は注意点を踏まえて利用すれば、広告作成者にとって非常に便利なものです。

ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。