今回はDiscordの上でQRの画像生成ができるQuickQR Artを使っておしゃれなQRコードを作成する方法をご紹介します。簡単に作ることができるので是非試してみてください。
QuickQR Artは無料?
2023年6月17日現在、無料のトライアルがあり25枚程度の画像を無料で生成することができます。
料金表
5000クレジット | 45ドル |
25000クレジット | 212.50ドル |
50000クレジット | 400ドル |
100000クレジット | 750ドル |
500000クレジット | 3500ドル |
1000000クレジット | 6500ドル |
参考元:QuickQR Art
①:QRコードを作成する
まずはアート化したい元のQRコードを事前に作成します。今回ははPROMPTYのホームページURLで作成します。
QuickQR Artのサイト(https://quickqr.art/)で作成することができます。まず「Link」の「URL」の項目にQRコードにしたいURLをペーストします。すると右側にQRコードが用事されるので「Save」で画像を保存します。
これでURLのQRコード化の完了です。この記事では下のQRコードをもとに生成していきます。
②:DiscordのQuickQR Artに入る
まずはQuickQR Artのサイトにアクセスし、「Join Beta Now」からDiscordに入ります。Discordを使っている方はそのままDiscordに飛ぶことができます。初めて使う方はニックネーム入力、電話番号認証などがあります。
③:生成したQRコードをアップロードする
次にアートの元となるQRコードを「QuickQR Art」にアップロードします。チャット欄一覧から「# paset-bin」に入り、先ほど生成したQRコードをアップ、投稿しQRコードのリンクを取得します。
リンクは投稿した画像をクリック、右クリックで出てくる項目から「リンクをコピー」をクリックすることで取得できます。
④:プロンプトを生成する
最後に、どのようなアートQRコードにするかのプロンプトテキストを生成します。まず「Pixelml-bot-〇〇{数字}」にアクセスし、「/generate」と入力します。
そして、「prompt」の欄にアートの説明プロンプト、「url」に先ほどコピーしたQRコードのURLを記入し生成します。
初めて生成する場合、未認証の警告が出ます。「Accept」をクリックして再度プロンプトを生成してください。
今回はこちらのプロンプトを使用します。画像生成で使えるプロンプト一覧はこちらを参考にしてみてください。
プロンプト:
Eagle, oil painting, colorful
生成画像:
しっかりと読み込める鷹のQRコードアートが生成されました。羽の色合いがしっかりとQRとして認識されています。
画像生成に使えるプロンプトはこちらをご覧ください。
Midjourneyで人を生成する際に使えるプロンプトを一覧形式でご紹介します。それぞれのプロンプトを組み合わせることでより精度の高い画像生成ができます。 設定用プロンプト 設定項目プロンプト例機能アスペクト比の設定--ar […]
④:生成精度を上げる方法
QuickQR Artを使用しても必ず読み込めるQRが生成されるわけではありません。プロンプトや生成条件を変更し、何度も試すことで読み込める芸術的なアート画像が生成されるまで試す必要があります。
1:定用プロンプトを設定
その中でプロンプトの最後尾につける設定用プロンプトを設定することで制度を上げることができます。
「–steps」を使用するとQRとプロンプトの比重を設定することができます。20が最大で数値が大きいほど芸術性が上がり、読み取れるQRコードが生成されづらくなります。通常は16で生成されます。
「–qrw」を使用するとQRコードの比重を設定します。1が最大で0.05ずつの細かい調整ができます。数値が大きいほどQRよりの画像になり通常は0.85で生成されます。
2:プロンプトを簡易化する
プロンプトが複雑なほど難易度が上がり理想の画像が生成されづらくなります。現状複数の物体や動物を生成するのは難しいのでメインのプロンプトを一つに絞ることをお勧めします。
3:QRコードの密度を下げる
QRコードの密度を下げることで細かい部分が減り、より芸術的な画像でも読み取れる画像になりやすくなります。QRを生成する時にOption内の「Precision」の項目で変更することができます。