PROMPTY編集長 中原 瞭太朗が語る「生成AIの価値」

お世話になっております。当生成AIメディアPROMPTYの編集長をしております中原と申します。

今回はPROMPTYの今後の方針につきまして読者の皆様にお知らせするとともに、私自身の簡単なご挨拶と生成AIに対する考え方、弊社株式会社Bocek内での生成AIによる業務効率化や、具体的な生成AIの活用方法についてご紹介します。

「生成AIを活用する一人の利用者」として有益な情報を発信

私は当生成AIメディアPROMPTYの、主に生成AIのニュース記事の執筆業務、SEOの戦略設計、新規事業の立ち上げ等の業務を行っています。

生成AIメディアPROMPTYを運営するにあたって、説得力のある生成AIの活用方法や役立つ情報を広く発信していくために、これまで行っていた記事の執筆業務はもちろん、日頃の業務を効率化するためには生成AIをどう活用すればいいのか常に試行錯誤してきました。

PROMPTYをご覧いただいている方には、実体験をもとに、生成AIを活用する一人の利用者として有益だと思った情報を発信できるよう心がけています。

弊社での業務効率化について

私自身の話は一旦置いておいて、弊社の生成AIの活用についてお話いたします。

弊社株式会社Bocekでは、生成AI(主にChatGPTやMidjourney)を記事作成や、資料作成に使用しています。

記事執筆においては、生成AIを導入する前まで、4500文字程度の記事に対して平均して約3時間程度かかっていましたが、2分の1の約1時間半程度まで効率化することができました。

資料作成においても、生成AIを導入することで、これまで2~3時間程度作成にかかっていたものが、1時間半程度で作成することができています。

弊社では生成AIのさまざまな活用方法を検証しており、実際に効果が出たものを読者の皆様にご紹介することを信条としています。

具体的な弊社での生成AI活用方法

弊社では様々な生成AIの活用を行っておりますが、業務フローへの生成AI活用事例の一部として下記のようなものがあります。

  • 記事執筆業務:執筆したい記事に関する情報を瞬時に理解するためにChatGPTに要約を作成してもらう、誤字脱字のチェックや文章校正、読み手を惹きつけるような導入文の作成など
  • 資料作成業務:ChatGPTのCord Interpreter機能でスライドや資料の簡単な土台を作成する、資料に使う画像をStable DiffusionやMidjourneyで生成する、プレゼンの簡単な構成をChatGPTに考えてもらうなど
  • 新規事業立ち上げ:ChatGPTでアイデア出し、新規サービスや製品のキャッチコピー作成、マーケティングの戦略分析など

弊社は自社の業務における生成AIを活用して、その結果をもとに、生成AIメディアPROMPTYを通じて発信をしたり、企業様に対する導入支援を行っております。

生成AIの価値は70点を一瞬で出せること

ここで少し私自身の生成AIに対する考えについて紹介させてください。

ここ1年の間で生成AIが急速に普及しましたが、生成AIとは「質問をすると一瞬で答えを提供してくれる」ツールであると誤解している方が多いように感じます。

しかし実際に生成AIが提供するのは、膨大な学習データをもとにした「一般的な70点程度の情報の羅列」です。

生成AIの価値は70点を一瞬で出せることであり、人間がすべきことは自身の持つ独自の視点からその情報を考察して、より価値のある状況や文脈に沿った「答え」に昇華させることであると考えています。

PROMPTYの読者の方には、生成AIをただ活用するだけでなく、活用して効率化した結果、自分自身がどのような価値を提供することができるのか考えていただけますと幸いです。

今後のPROMTPYの方針について

最後にPROMPTYの編集長として、今後のPROMPTYの方針について読者の皆様にお話しさせていただければと思います。

PROMPTYはこれまで、生成AIのプロンプトテンプレや、生成AIをどのように活用することができるのか活用方法などを発信してきました。

PROMPTYは現在、国内最大の生成AIメディアとなり、ありがたいことにお問い合わせも多くいただくようになりました。

その中で「生成AIの使い方や活用方法については理解したが、実際に活用している事例について、PROMPTYのみならず、メディアに情報が出回っていない」という声を多くいただいております。

そこで今現在、PROMPTYは実際に生成AIを活用している企業・行政・教育機関様などにインタビューを行っております。

今後インタビューをもとに、実際の導入事例について、導入の背景や、導入した結果どのくらい業務効率化やコスト削減がなされたのか、どのように業務フローに落とし込んでいるのか、セキュリティ対策やガイドラインについてなど、恐らく今いちばんPROMPTYの読者の皆様が必要としている情報をお届けできる予定です。

ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

最後に日頃からPROMPTYをご愛読いただいている読者の方に、感謝申し上げるとともに、今後さらに生成AIに関する有用な情報をお届けするとお約束いたしまして、記事の終わりとさせていただきます。