「Midjourneyの縦横比を指定するプロンプトって何?」「効果的なプロンプトの使い方を知りたい…」 そう思う方もいるのではないでしょうか。
今回PROMPTYではMidjourneyの縦横比を指定するプロンプトを紹介していきたいと思います。
Midjourneyのデフォルトは1:1
Midjourneyで生成される画像はデフォルトで1:1です。
コマンドを設定することにより、サイズや画像比率を変更することができます。
Midjourneyの縦横比を指定するプロンプト
--ar {縦横比を入力}
Midjourneyの縦横比を指定するためには上記のコマンドをプロンプトの末尾に追加します。例えば、縦横比を横長の16:9にする場合は以下のコマンドを末尾に入力します。
--ar 16:9
逆に縦長の9:16にする場合は以下のコマンドをプロンプトの末尾に入力します。
--ar 9:16
また「–aspect」を使用しても縦横比を指定することが可能ですが、「–ar」の方が一般的と言えます。
(V4以降は廃止)Midjourneyの生成画像のサイズを指定するプロンプト
また、v3までは、先ほどの「–ar」は縦横比を指定するものでしたが、Midjourneyでは、縦サイズ、横サイズをそれぞれ指定することが可能でした。v4以降は廃止されてしまっている機能です。
–w | 画像の幅を指定することができるコマンド。64の倍数で入力する。 |
–h | 画像の高さを指定することができるコマンド。64の倍数で入力する。 |
プロンプト例
Midjourneyで16:9の画像を作成する
今回は16:9の横長の画像を作成してみます。プロンプトは簡単に「dog」で作成したいと思います。
dog –ar 16:9 –v 5 –s 750
「–v 5」はMidjourneyのバージョン5、「–s 750」は様式指数の意味で、作風に関わる数値です。作成した画像はこちらです。
このように、16:9の横長の画像を4枚生成することができました。
Midjourneyで9:16の画像を生成する
次に横長の9:16の画像を生成してみます。今回は笑顔の男性「Laughing man」でプロンプトを作成したいと思います。
Laughing man --ar 9:16 --v 5 --s 250
生成された画像はこちら。
このように縦長の画像を作成することができました。