Midjourneyは商用利用は可能?規約・条件について徹底解説

「Midjourneyって商用利用できるの?」「規約や条件はどうなっているの?」

そう思う方もいるのではないでしょうか。

実は、Midjourneyの商用利用は可能ですが、その際に把握しておくべき規約や条件が存在します。今回PROMPTYでは、画像生成AI「Midjourney」の商用利用に関する規約・条件について徹底解説していきたいと思います。

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Midjourneyは商用利用は可能

無料プランのユーザー・Creative Commons Noncommercial 4.0 Attribution International Licenseが適用
・商用利用は不可
・公開する場合はMidjourneyへのリンクが必須
有料プランのユーザー・著作権は画像生成した本人に帰属
・商用利用が可能

参考:Midjourney

Midjourneyは有料プランのみ商用利用を行うことができます。無料プランの方は、ビジネスで使用はできず、無料プランのユーザーが生成した画像を公開する際にはMidjourneyへのリンクを画像と一緒に表示する必要があります。

他人が生成した画像の取り扱いについて

他人が生成した画像を使うことも可能

原文:Midjourney is an open community which allows others to use and remix Your images and prompts whenever they are posted in a public setting. By default, Your images are publically viewable and remixable.

訳文:

Midjourneyはオープンなコミュニティであり、あなたの画像やプロンプトが公共の場に投稿された場合、他の人がそれを使用したり再編集することができます。デフォルトでは、あなたが生成した画像は一般に閲覧可能で再編集も可能です。

引用元:Midjourney

Midjourneyは一般的にオープンチャットなので「newbies-〇〇(数字)」はどのユーザーでも閲覧することができます。Midjourneyの規約によると、他の人が生成した画像を使用、編集、保存しても問題ないとのことです。

誰にも見られないステルスモードは「プロプラン」のみ

引用:Midjourney

有料プランである「プロプラン」に加入すると他の人にプロンプトを見られずに画像生成を行える「ステルスモード」を使用できます。「他人に使用されたくない」「閲覧されたくない」という方はプロプランを検討してみてください。

法人におけるMidjourneyの規約

原文:If You are an employee or owner of a company with more than $1,000,000 USD a year in gross revenue and You are using the Services on behalf of Your employer, You must purchase a “Pro” membership for every individual accessing the Services on Your behalf in order to own Assets You create. If You are not sure whether Your use qualifies as on behalf of Your employer, please assume it does.

DeepLを用いた翻訳:あなたが年間総収入100万ドル以上の会社の従業員またはオーナーで、あなたの雇用主を代表して本サービスを使用している場合、あなたが作成した資産を所有するためには、あなたの代わりに本サービスにアクセスするすべての個人のために「プロ」メンバーシップを購入する必要があります。お客様の利用が雇用主の代理として適格であるかどうかが不明な場合、適格であると仮定してください。

引用元:Midjourney

年間売上高が100万ドル以上の会社がサービスを利用する場合は、サーバーにアクセスする全てのメンバーが「プロプラン」に加入する必要があるようです。

まとめ

今回PROMPTYでは、Midjourneyの商用利用についての条件について解説してきました。

ぜひMidjourneyはとても便利なツールなので利用してみてはいかがでしょうか。