Stable Diffusionでは適切なプロンプトを組み込むことで、デフォルメ絵のようなちびキャラの画像を生成することができます。
今回は「ambientmixAnAnime_v10」と「Counterfeit-V2.5.vae.pt」を使ってそれぞれでちびキャラを生成していきます。
「ambientmixAnAnime_v10」でのちびキャラ
プロンプトテンプレート：
masterpiece,high quality,1 chibi anime girl,○○ hair（キャラの髪色）,○○ eyes（好みのキャラの目の色）,wallpaperネガティブプロンプト：
(worst quality, low quality:1.4), (zombie, sketch, interlocked fingers,username), nsfwSampling method：Euler a
Sampling steps：20
Width：512
Height：512
Batch count：1
Batch size：1
CFG Scale：7
Seed：-1
Script：None
ちびキャラ生成の精度、一般的なイメージのデフォルメ絵の出力ができるという点で「ambientmixAnAnime_v10」の方がちびキャラ作成に適しているように感じました。
①黒髪ロングのちびキャラ
プロンプト：
masterpiece,high quality,1 chibi anime girl,black long hair,black eyes,wallpaperネガティブプロンプト：
(worst quality, low quality:1.4), (zombie, sketch, interlocked fingers,username), nsfw生成画像：
問題なく黒髪ロングのちびキャラを作成できました。
②金髪ショートのちびキャラ
プロンプト：
masterpiece,high quality,1 chibi anime girl,blonde hair,green eyes,wallpaperネガティブプロンプト：
(worst quality, low quality:1.4), (zombie, sketch, interlocked fingers,username), nsfw生成画像：
問題なく金髪ショートのちびキャラを作成できました。
③青髪ミディアムのちびキャラ
プロンプト：
masterpiece,high quality,1 chibi anime girl,blue hair,green eyes,wallpaperネガティブプロンプト：
(worst quality, low quality:1.4), (zombie, sketch, interlocked fingers,username), nsfw生成画像：
問題なく青髪ミディアムのちびキャラを作成できました。
「Counterfeit-V2.5.vae.pt」でのちびキャラ
プロンプトテンプレート：
masterpiece,high quality,1 chibi anime girl,○○ hair（キャラの髪色）,○○ eyes（好みのキャラの目の色）ネガティブプロンプト：
(worst quality, low quality:1.4), (zombie, sketch, interlocked fingers,username), nsfwSampling method：Euler a
Sampling steps：20
Width：512
Height：512
Batch count：1
Batch size：1
CFG Scale：7
Seed：-1
Script：None
①ピンク髪ツインテールのちびキャラ
プロンプト：
masterpiece,high quality,1 chibi anime girl,pink hair,twintail,pink eyes,wallpaperネガティブプロンプト：
(worst quality, low quality:1.4), (zombie, sketch, interlocked fingers,username), nsfw生成画像：
問題なくピンク髪ツインテールのちびキャラを作成できました。
②黒髪ツインテールのちびキャラ
プロンプト：
masterpiece,high quality,1 chibi anime girl,black hair,twintail,blue eyes,wallpaperネガティブプロンプト：
(worst quality, low quality:1.4), (zombie, sketch, interlocked fingers,username), nsfw生成画像：
問題なく黒髪ツインテールのちびキャラを作成できました。
～Stable Diffusionで素早く画像生成するには～
Stable Diffusionの画像生成スピードや画像サイズは、グラフィックボード（GPU）の性能によって大きく変わります。
このため、より効率的かつ快適な画像生成を望むユーザーにとって、最適なグラフィックボードの選択が重要となります。
推論処理やLoRAなどの追加学習処理といった大量の計算を効率よく行うためには、12GB以上のVRAMを持つグラフィックボードを選ぶことを強くおすすめします。
2GBや4GBのVRAMを持つグラフィックボードでは、学習プロセスや高解像度の画像生成に支障が出る可能性が高いです。
コスパを重視する方は、RTX 3060を選ぶと良いでしょう。
このグラフィックボードを使えば、Stable Diffusionの画像生成機能を最大限に活用することが可能となります。
