stable diffusionを用いて、「親しみやすいイラストを作成したい」 「リズム天国シリーズのキャラクターイラストを生成したい」
このようなケースでは、Rhythm Heaven Style LoRAが最適です。 今回PROMPTYでは、Rhythm Heaven Style LoRAの導入方法と使い方について詳しくご紹介します。
導入方法
1.サイトからLoRAをダウンロードする
LoRAを導入するにあたり、以下のリンクよりファイルをダウンロードします。
https://civitai.com/models/87254
ダウンロードしたファイル名は「RhythmHeavenTest6.safetensors」です。
2.ダウンロードしたファイルを指定のディレクトリに保存する
ダウンロードが完了したら、ファイルをstable-diffusion-webui内のLoraに保存します。
これで準備は完了です。
実際に使用してみた
今回は実際に、モデル「AnyLoRA」を使用して、男の子の画像をLoRAを用いて生成してみます。環境は以下の通りです。
Sampling method:Euler a
Sampling steps:20
Width:512
Height:512
Batch count:1
Batch size:1
CFG Scale:7
Seed:-1
Script:None
プロンプト例1:赤目の男性の画像
プロンプト:
rhythm_heaven,1 boy,black hair,red eyes <lora:RhythmHeavenTest6:1>
ネガティブプロンプト:
(worst quality,low quality:1.3),bad anatomy,bad limb,username,nsfw
LoRA製作者がプロンプトにrhythm_heavenを入れることを推奨しています。
問題なくリズム天国風の画像を生成することが出来ました。
プロンプト例2:長髪の女性
次に、長髪の女性のリズム天国風画像を生成してみます。
プロンプト:
rhythm_heaven, 1 girl, long hair, <lora:RhythmHeavenTest6:0.7>
ネガティブプロンプト:
(worst quality,low quality:1.3),bad anatomy,bad limb,username,nsfw
こちらも問題なく画像を生成することが出来ました。
プロンプト例3:かわいい犬
最後に、かわいい犬の画像をこのLoRAを使って生成してみます。
プロンプト:
rhythm_heaven, 1 dog, <lora:RhythmHeavenTest6:0.7>
ネガティブプロンプト:
なし
こちらも問題なく画像を生成することが出来ました。
~Stable Diffusionで素早く画像生成するには~
Stable Diffusionの画像生成スピードや画像サイズは、グラフィックボード(GPU)の性能によって大きく変わります。
このため、より効率的かつ快適な画像生成を望むユーザーにとって、最適なグラフィックボードの選択が重要となります。
推論処理やLoRAなどの追加学習処理といった大量の計算を効率よく行うためには、12GB以上のVRAMを持つグラフィックボードを選ぶことを強くおすすめします。
2GBや4GBのVRAMを持つグラフィックボードでは、学習プロセスや高解像度の画像生成に支障が出る可能性が高いです。
コスパを重視する方は、RTX 3060を選ぶと良いでしょう。
このグラフィックボードを使えば、Stable Diffusionの画像生成機能を最大限に活用することが可能となります。