群馬県は、自らが主催する「デジタルクリエイティブコンテスト」と「GUNMAマンガ・アニメフェスタ」の2つのコンテストで、生成AIの使用を「認める」と発表しました。
県によると、自治体が主催するコンテストにおいて、AI使用を可能としたのは、全国で初めてのようです。
参考:YAHOO!ニュース
他のコンテストでの取り扱い
現在、「読書推せん文コンクール」や「全国高校生2D・3D・イラストコンテスト」など、多くのコンテストでは生成AIの使用が禁止されています。
理由としては生成AIの一部は、人間が作成した著作物を学習データとして使用するため、著作権の侵害などのリスクがあるためです。
自治体などは特に慎重な対応が求められているのが現状です。
群馬県知事の見解
山本知事は、10日の会見で、生成AIのリスクには注意を払いつつ、県民に役立つ技術として積極的に取り組む方針を示しました。
少子高齢化が進む地方において、チャットGPTのような技術を活用し、生活の質を向上させることが重要だという視点から、この決定を下したようです。
地方自治体が主催するコンテストでにおいて、生成AIの活用が認められたことは、今後の地方自治体における生成AIへの向き合い方に対して、一石を投じるものとなったのではないでしょうか?