2023年6月2日、Google社はテスタープラットフォーム「Google Workspace Labs」で、「Google Slides」向けの新たなAIによる画像生成機能を発表しました。
引用:Google
今回PROMPTYでは、Google スライドに画像生成機能が搭載されたこと、Google スライドの画像生成機能「Help me visualize」とは何か、「Help me visualize」機能の利用方法、注意点とプライバシーについて解説します。
参考:Google
Google スライドに画像生成機能が搭載!
2023年6月2日、Google社はテスタープラットフォーム「Google Workspace Labs」で、「Google Slides」向けの新たなAIによる画像生成機能を発表しました。
「Google Workspace Labs」は、AI機能の開発中のものを試用できるプラットフォームで、現在は英語版のみが提供され、日本語版の導入はまだされていません。
Google スライドの画像生成機能「Help me visualize」とは
「Google Workspace Labs」では以前から、「Google ドキュメント」の文章生成AIや「Gmail」のメール作成支援AI「Help me write」などが提供されてきました。
新たに追加された「Google スライド」向けの機能「Help me visualize」は、ユーザーの指定したテキストに基づいて、被写体、設定、被写体との距離、マテリアル、背景などを考慮した画像を自動生成します。
「Help me visualize」機能の利用方法
この機能を活用するためには、「Google Slides」でプレゼンテーションを開き、ツールバーの「Help me visualize」をクリックし、例えば、「ハワイのビーチでの夕日を背景にした美しい写真」や、「木製のキッチンテーブルに新鮮に焼き上がったブルーベリーマフィンの皿」などの指示を入力します。
その後、カスタマイズやフィードバックを通じて、生成された画像を調整することも可能です。
注意点とプライバシーについて
なお、「Google Workspace Labs」の機能は必ずしもGoogleの公式見解を反映したものではなく、法律や医療、金融などの専門的なアドバイスとして依存すべきものではありません。
また、生成された画像はGoogle Slides内でのみ使用可能で、個人情報や機密情報、敏感な情報を含む画像の生成には利用しないでください。
最後に、この機能を使用すると、Googleはユーザーの入力や選択したプロンプト、選択した画像スタイル、生成された画像、フィードバックなどのデータを収集、保存します。
これらの使用方法については、Google Workspace Labsのプライバシーノーティスと利用規約で詳細を確認できます。
まとめ
今回PROMPTYでは、Google スライドに画像生成機能が搭載されたこと、Google スライドの画像生成機能「Help me visualize」とは何か、「Help me visualize」機能の利用方法、注意点とプライバシーについて解説しました。
「Help me visualize」機能によって、より具体的で視覚的なプレゼンテーションを作成し、その効果を最大限に引き出すことが期待されます。
日本での利用開始を期待したいですね!