内閣府、関係省庁会議「AI戦略チーム」の設置

「AI戦略チーム」の概要

内閣府は、対話型AI(人工知能)サービス「ChatGPT」などをめぐり、関係省庁会議「AI戦略チーム」を設置すると発表しました。

初会合は24日に開催され、業務に利用する際の課題の整理や省庁間の意思統一、連携強化を目指すことが予定されています。

AI戦略チームには、経済産業省、総務省、文部科学省、デジタル庁などが参加する方向で調整が進められています。

ChatGPTを巡っては、農林水産省が業務の一部に利用する方向で検討しており、中央省庁での活用が目立っています。業務効率化が期待される一方で、回答内容の正確性や機密情報の取り扱いなどの課題が指摘されています。

高市科学技術相は21日の記者会見で、「AIに関する課題は多岐にわたるため、関係省庁の連携を強めなければいけない」と述べました。この取り組みにより、チャットGPTを含むAI技術の適切な利用や課題解決に向けた関係省庁間の協力が進展することが期待されています。

まとめ

今回PROMPTYでは、日本政府による対話型AIサービス「チャットGPT」を含むAI戦略チームの設置に関する発表をまとめました。省庁間の連携強化や課題整理を目的としており、各省庁の活用が進んでいます。

しかし、回答内容の正確性や機密情報取扱いなどの課題が指摘されているため、適切な利用が求められます。AI技術の導入や活用における課題解決と協力を促進することで、業務効率化やイノベーション創出に繋がることが期待できます。

関係省庁の連携を通じて、持続的な成長と社会課題解決に貢献するAIの活用が進むことが望まれます。