全国のAI事業者と広島県内企業をマッチングする「ひろしまAIサンドボックス」についてご紹介

現在広島県は、県内企業のDX化支援施策として、全国のAI事業者と企業をつなぐ「ひろしまAIサンドボックス」を実施しています。

今回PROMPTYでは、この取り組みについて詳しくご説明します。

ぜひ最後までご覧ください。

ひろしまAIサンドボックスとは?

ひろしまAIサンドボックスは、広島県が主催する全国のAI事業者と県内企業をつなぐ最新のプラットフォームです。
このプラットフォームでは、AI技術やそのノウハウを持つ人材を招致することにより、広島県のAI技術活用を推進し、地域におけるDXを加速させることを目的としています。

広島県は、本プロジェクトにおいてAI事業者への予算総額2億円の補助金と広島県内企業とのマッチング支援を行います。

ひろしまAIサンドボックスのプログラム内容

ひろしまAIサンドボックスには、以下の2つのプログラムがあります。

プログラム名プログラム内容
課題提案型広島県企業が抱える課題とAI技術のマッチング
自由提案型AI事業者が自ら提案し、広島県企業と開発実証を行う

①課題提案型

課題提案型プログラムでは、広島県内の企業が抱えている様々な課題が公開されており、その課題に対して自社のAI技術を提案することができます。

現在でも製造業や飲食業など、複数の業界の県内企業からの課題が寄せられています。

引用:ひろしまAIサンドボックス

課題解決型プログラムでは、3月中旬を目途に企業間のマッチングを開始していくと発表されています。

②自由提案型

自由提案型プログラムでは、AI事業者側が、自社の提供するソリューションを自由に提案し、広島県内企業と共に開発実証を行うプログラムです。

採択案には、開発・実証に係る経費の1/2(最大1億円)のサポートが提供されます(課題提案型でも実施)。

自由提案型プログラムは1月24日よりAI開発者からのソリューション募集を開始しています。

引用:ひろしまAIサンドボックス

広島県の役割とサポート体制

広島県はAI技術の普及に向けた支援体制を整備し、県内企業に充実したサポートを提供しています。具体的な支援内容には、AI技術の相談窓口の設置、技術提供者との連携支援、導入支援のためのワークショップ開催などがあります。これにより、企業は安心して新技術を導入できます。

サポート内容詳細
相談窓口の設置AI技術導入に関する相談を受け付け
連携支援技術提供者と企業間の連携を促進
ワークショップ開催導入支援のための技術ワークショップ開催

ひろしまAIサンドボックスのエントリー方法

ひろしまAIサンドボックスは特設WEBサイトよりエントリーできます。

エントリーフォームに必要事項を記入し、必要な情報を準備の上、ご応募ください。
詳細な手順や問い合わせ先については、専用お問い合わせフォームより連絡することが可能です。

また、2025年3月7日には、全国のAI開発者に向けたひろしまAIサンドボックスの説明会が実施されます。説明会への参加登録はこちらの記事のエントリーフォームよりお願いします。

【3/7(金)開催!】AI開発者向け説明会ー広島の可能性をAIで解き放てー

まとめ

ひろしまAIサンドボックスは、広島県企業にとってはDX推進の速度をさらに加速させる機会となり、AI事業者にとっては新規顧客の獲得や支援を受けつつ革新的な実証実験に取り組める機会となります。

広島県は、この取り組みに以下のようにメッセージを出しています。

AIは今、すさまじいスピードで発展しており、その利活用については、まだまだ計り知れない可能性を有しています。今こそ、広島県が地域課題の解決と新たな価値を創出していくため、AI開発者の皆様と未来を切り開くパートナーシップを築きたいと考えています。

特設ウェブサイトをご確認の上、ぜひご参加ください!

参考:ひろしまAIサンドボックス

ご興味がある事業者の方はぜひご確認ください。