Midjourneyでは適切なプロンプトを並べることで思い通りにアニメ風の画像を生成することができます。今回PROMPTYではMidjourneyでアニメ風の画像を生成するプロンプトをご紹介していきたいと思います。
Midjourneyのアニメ風プロンプトまとめ
プロンプト | 解説 |
kawaii | 二次元風のイラスト |
anime | アニメ風イラスト |
{色を指定} eye | 〇〇色の目 |
digital art | デジタルアート |
cute | 可愛い |
{色を指定} hair | 〇〇色の髪の毛 |
–ar {アスペクト比} | アスペクト比を指定 |
pokemon style | ポケモン風な |
studio ghibli style | ジブリ風な |
使用するモデル→NIJI Journey 5
そのほかにもこちらのページで紹介したプロンプトを使用すると詳細な人物のイメージの指定が可能です。
Midjourneyで人を生成する際に使えるプロンプトを一覧形式でご紹介します。それぞれのプロンプトを組み合わせることでより精度の高い画像生成ができます。 設定用プロンプト 設定項目プロンプト例機能アスペクト比の設定--ar […]
プロンプト例①:”anime”を使用したプロンプト
プロンプトテンプレ:
An anime {男or女=girl or boy}, {人物の特徴}, {画角など} --niji 5 --ar {アスペクト比}
上記のプロンプトテンプレを使用することにより、アニメ風の画像を生成することができます。今回は例として、「青い目=blue eyes」「ショートヘアー=short hair」「食事中=eating」女性の画像を生成してみます。
プロンプト:
An anime girl, blue eyes, short hair, eating --ar 9:16 --s 50 --niji 5
生成画像:
このように実際に青い目をしたショートヘアーの食事中のアニメ風女性の画像を生成することができました。今回は画角の指定をしなかったため、このように少しアップの画像になりましたが、以下のように「全身=full-body-length-illustration」を追加することによって全身を写した画像を生成することも可能です。
プロンプト:
An anime girl, blue eyes, short hair, eating, full-body-length-illustration --ar 9:16 --s 50 --niji 5
生成画像:
このように、俯瞰した画像を生成できましたが、足まで全て描写してくれた画像は少なかったため、靴などの下半身の部位についても指定を追加すると全身の描写を表現しやすくなります。今回は「黒いスニーカー=black sneakers」とします。
プロンプト:
An anime girl, blue eyes, short hair, black sneakers, eating, full-body-length-illustration --ar 9:16 --s 50 --niji 5
生成画像:
このように全身が映ったアニメ風画像を生成することができました。今回は食事中なので座っている全身画像がメインですが、「立っている=standing」などと指定するとポーズを指定することも可能です。
プロンプト例②:ポケモン風のキャラクターの生成
プロンプトテンプレ:
a character, {キャラクターの特徴}, pokemon style --ar {アスペクト比} --s 50 --niji 5
上記のようなテンプレを使用することによりポケモン風のキャラクターを生成することができます。今回は「赤い尻尾=red tail」「短い手足=short limbs」「大きな目=big eyes」でキャラクターを生成していきたいと思います。
プロンプト:
a character, red tail, short limbs, big eyes, pokemon style --s 50 --niji 5
生成画像:
このようにポケモン風の画像を生成することができました。何も指定をしないと鳥のテイストのキャラクターが生成されるようです。それ以外でもモチーフにする動物を指定することにより別の動物ににたポケモンのキャラクターを生成することもできます。
プロンプト:
a character, bear, red tail, short limbs, big eyes, pokemon style --s 50 --niji 5 --s 50 --niji 5
生成画像:
このように熊をモチーフにしたポケモン風の画像を生成することができました。
プロンプト例③:ジブリ風の風景画像の作成
プロンプトテンプレ:
{場所}, {具体的な条件}, studio ghibli style --ar 16:9
プロンプトテンプレの通り、「ジブリ風の=studio ghibli style」を追加することによりジブリ風の画像を生成することができます。
今回は例として「美しい田園風景=Beautiful countryside scenery」「青空=blue sky」「遊ぶ子供たち=children playing」を使用して画像を生成してみたいと思います。
プロンプト:
Beautiful countryside scenery, blue sky, children playing, studio ghibli style --ar 16:9 --s 50 --niji 5
生成画像:
このようにジブリ風の画像を生成することができました。実際のジブリの代表作品「となりのトトロ」の実際のイラストと比較しても非常に作風が近いことが分かります。
引用:スタジオジブリ
まとめ
今回PROMPTYではアニメ風に作風指定した画像の生成方法をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?今記事ではよく使う語句だけではなく、実際のテンプレートをもとに紹介しているので、是非アニメ風画像を生成する場合には参考にしていただければ幸いです。