Midjourneyで最適なプロンプトを入力すると、漫画風の画像を作成することができます。今回はMidjourneyを使って漫画風の画像を生成するプロンプトを紹介したいと思います。
また、今回はデザインツール「Canva」を使って1枚の漫画のシーン作成を行ってみたいと思います。
プロンプト①：「manga」
プロンプトテンプレート：
{画像のテーマ}, manga, monochrome, handwritten style --ar 4:3 --v 5.1 --s 750Midjourneyに「manga」を含めることによって、漫画風の画像を生成することができます。また、日本の漫画風の画像を作成するためには「手書き風の＝handwritten style」「白黒＝monochrome」を追加することにより、漫画風の画像を高い確率で作成することができます。
今回は例として「猫＝cat」の漫画風の画像を生成してみたいと思います。
プロンプト：
cat, manga, monochrome, handwritten style --ar 4:3 --v 5.1 --s 750出力画像：
他にも「手を繋ぐ男女」の画像を生成するために、「男女＝men and women」「手を繋ぐ＝join hands」をプロンプトに含めて画像を生成してみたいと思います。
men and women, join hands, manga, monochrome, handwritten style --ar 4:3 --v 5.1 --s 750出力画像：
想定では二人の男女の画像を生成する予定でしたが、「男女＝men and women」が複数形になってしまったこともあり、今回は複数の男女の画像が生成されてしまったようです。次に単数の「男女＝man and woman」としてプロンプトを作成したいと思います。
プロンプト：
man and woman, join hands, manga, monochrome, handwritten style --ar 4:3 --v 5.1 --s 750出力画像：
一部顔などが描写されていない画像も生成されてしまいましたが、右下の画像などはイメージに近いです。このように手を繋ぐ二人の男女の画像を生成することができました。
プロンプト②：「pop manga」
プロンプトテンプレート：
{画像のテーマ}, big eyes, pop manga, kawaii, monochrome, handwritten style --ar 4:3 --v 5.1 --s 750プロンプトに対して「pop manga」を入れることで、漫画テイストがさらにデフォルメされた、その名の通りポップな漫画の画像を生成することができます。例えば、先ほどと同様に「猫＝cat」の画像を生成してみます。
プロンプト：
cat, pop manga, monochrome, handwritten style --ar 4:3 --v 5.1 --s 750生成画像：
少し「manga」よりも柔らかいテイストの画像を生成することができました。他にも女性の画像を生成する場合は「大きな目＝big eyes」「可愛い＝kawaii」などを入れることによってよりポップなテイストの画像を生成することも可能です。
例として、「女性＝a woman」の可愛いテイストの漫画風画像を生成したいと思います。
プロンプト：
a woman, big eyes, pop manga, kawaii, monochrome, handwritten style --ar 4:3 --v 5.1 --s 750生成画像：
このようにかなりより「可愛い＝kawaii」テイストの画像を生成することができました。
MidjourneyとCanvaで漫画を作成する
次に、デザインソフト「Canva」と組み合わせることで、吹き出しとセリフを追加することができます。今回は男性の俯瞰した画像を生成するために以下のプロンプトをMidjourneyに入力しました。
プロンプト：
a man, manga, monochrome, handwritten style, full body shot --ar 4:3 --v 5.1 --s 750生成画像：
こちらの中で1枚アップスケール機能を使用して大きな画像を生成します。今回は左下の画像を生成するので「U3」をクリックします。
画像を生成することができました。次に、Canvaに読み込んで、画像を編集します。
画像を読み込んだら、左タブにある「素材」で「吹き出し」と検索してください。
そうすると、吹き出しのデザインが複数でてくるので、お好きなものを1つ選択してください。
次にテキストを入力します。テキストタブから「テキストボックスを追加」を行い、テキストを追加した上でセリフを入力します。
最後に画像を出力して完了です。完成した画像がこちら。
言葉は適当ですが、それっぽく男性がセリフを話しているシーンを生成できたではないかと思います。PROMPTYでは同じキャラクターで複数画像を生成する方法も取り扱う予定なので要チェックです。
