ChatGPTのWebブラウジング機能を使って検索結果を要約する

「検索結果が多すぎて要約するのが大変…」「ChatGPTを使って検索結果を要約できるの?」そう思う方もいるのではないでしょうか。

実は、ChatGPTを活用すれば、膨大な検索結果を効率的に要約することが可能です。

今回PROMPTYでは、ChatGPTを使って検索結果を要約する具体的な手法と活用方法について詳しく解説します。

ブラウジング機能の使い方はこちらの記事をご覧ください。

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プロンプト

#命令文
次の#制約条件に従って検索結果を要約してください.

#制約条件
*#検索ワードの検索結果を要約すること
*5つの異なるwebページを参照すること
*webページのURLは関連度が高い順に箇条書きすること
*{自由記述、文字数の指定}で要約すること
*常体で出力すること
*論理的かつ明確な文章にすること

#検索ワード
{自由記述}

#出力形式
*要約文
*参照したwebページのURL

実際にブラウジング機能を使って検索機能の要約を作成

もう一つの例として、検索ワードに「空 青い なぜ」を入力して、検索結果を要約してもらいます。

GPT-4の出力

ブラウジング機能を用いて情報を収集し、散乱現象と光の波長について詳細に説明が出力されました。複数のソースから情報を収集し、統合的な要約を作成することができています。しかし、参照したウェブページのURLには誤りがありました。左上のリンクからは正しいページにアクセスできました。

もう一つの例として、検索ワードに「大規模言語モデルとは」を入力して、検索結果を要約してもらいます。

GPT-4の出力

2つのページを参照して要約文が出力されました。

「時間をいただければ、もう少し詳細な情報を提供できると思います。」と回答したため、続けて検索してもらいます。

出力形式はリセットされてしまいましたが、より詳細な情報を出力してくれました。

最終的に、LLMが何であるか、どのように機能するか、そして具体的な例(BERT、GPT-3、GPT-3.5)について詳細な説明が出力されました。特に、大規模言語モデルの「大規模」の意味、モデルのパラメータの数、基盤モデルとの関係性、そしてニューラルネットワークの一般的な説明されています。

まとめ

今回PROMPTYでは、ChatGPTを使って検索結果を要約する方法を紹介しました。

ChatGPTを用いて検索結果を要約することは、情報を効率的に取り扱うための強力な手段となります。

是非皆さんも、今回のプロンプトを参考にして時間の限られた中で最適な情報を取得していただければ幸いです。