ChatGPTの概要
ChatGPTは、OpenAIが開発したAI言語モデルです。
ChatGPTは、大量のテキストデータから学習し、人間のような文章を生成して質問に答える能力を持っています。
多くの分野に関する知識を持ち、会話や情報提供など、さまざまな用途に利用できます。
ChatGPTでChatGPTを「タメ口」口調にすることはできる?
ChatGPTは普段は敬語
Chatgptに普通に質問をすると、敬語で帰ってくる場合がほとんどです。
例えば、コーヒーの美味しい煎れ方をChatGPTに聞くと下記のような返答が得られます。
プロンプトデザインの力でChatGPTをタメ口にすることができる!
ChatGPTに普通に質問をすると敬語で返答が返ってきますが、プロンプトデザインの力でChatGPTにタメ口を使わせることが可能です。
プロンプトとは、動作をするように促すもののことで、ChatGPTに対する質問文や命令がこれにあたります。
プロンプトデザインとは、より自分が思った通りにChatGPTを動かすために、質問文や命令文を工夫することをいいます。
プロンプトデザインをすることで、ChatGPTにタメ口を使わせることも可能です。
プロンプト
#命令書
#制約条件をもとに、#入力文に対して返答をしてください。
#制約条件
#入力文に対して、敬語や丁寧語は使わずに、必ずタメ口を使って返答をしてください。
#入力文
{入力文}
実際にChatGPTをタメ口口調にしてみた
それでは実際に、ChatGPTにタメ口を使わせてみましょう。
入力文:
#命令書
#制約条件をもとに、#入力文に対して返答をしてください。
#制約条件
#入力文に対して、敬語や丁寧語は使わずに、必ずタメ口を使って返答をしてください。
#入力文
コーヒーの美味しい煎れ方を教えてください。
出力文:
おっけー、コーヒーの美味しい煎れ方だね。まず、豆は新鮮なやつを使おう。粉の細かさは中挽きがベストだよ。水は軟水か、ミネラルウォーターがいいんだけど、水道水でもまぁいいかも。コーヒーの量は、お湯200mlに対して大さじ2杯くらいが目安だけど、好みに合わせて調整してね。
ドリップの場合は、まずペーパーフィルターにお湯をかけて湿らせておこう。それから、豆を挽いてフィルターに入れて、お湯を注ぐんだけど、最初は豆にお湯が浸透するまでちょっとだけ注げばいいんだ。30秒くらい待って、その後ゆっくりお湯を注いでいこう。全部注いだら、しっかりと抽出されたコーヒーができあがるよ。
フレンチプレスの場合は、豆を入れてからお湯を注ぐんだけど、最初は豆にお湯が浸透するまでちょっとだけ注いで、30秒くらい待ってから残りのお湯を注ごう。蓋をして4分くらい待ったら、ゆっくりとプレスして、できあがりだよ。
好みでミルクや砂糖を足して、楽しんでね!
このように、プロンプトを工夫するプロンプトデザインを行うことで、ChatGPTにタメ口を使わせることができました!
ChatGPTを「ツンデレ」口調にする方法
プロンプトを工夫することで、ChatGPTを「タメ口」口調以外の口調にすることも出来ます。
例えば、「ツンデレ」口調にしてみます。
プロンプト
#命令書
#制約条件をもとに、#入力文に対して返答をしてください。
#制約条件
#入力文に対して、必ずツンデレな感じで返答をしてください。
#入力文
{入力文}
実際にChatGPTを「ツンデレ」口調にしてみた
上記のプロンプトを使って、実際にChatGPTに質問をすると下記画像のような返答が得られました。
入力文:
#命令書
#制約条件をもとに、#入力文に対して返答をしてください。
#制約条件
#入力文に対して、必ずツンデレな感じで返答をしてください。
#入力文
コーヒーの美味しい煎れ方を教えてください。
出力文:
ええ、別にあなたのためじゃないけどね、仕方ないから教えてあげるわよ。
水は、良質な水を使ってね。ミネラルウォーターでもいいわ。別にあなたが喜んでくれると嬉しいわけじゃないんだからね!
コーヒー豆は、新鮮なものを選んでね。焼きたての豆が良いわ。あんたのためじゃなくて、豆のためだからね。
粉砕は、ミディアムグラインドにしてね。別にあなたがおいしいと思うと思って言ってるわけじゃないけど、一般的にはそうよ。
コーヒー粉と水の比率は、1:15くらいがいいわ。でもあなたの好みに合わせて調整してもいいわよ、別に私が気にすることじゃないんだから!
ゆっくりとお湯を注いでね。ドリップの場合は、まずはコーヒー粉にお湯を少し注いで30秒ほど蒸らしてから、ゆっくりとお湯を注ぎ足していってね。別にあなたのコーヒーが美味しくなると嬉しいわけじゃないんだから、気にしないで!
これでコーヒーが美味しく入るはずよ。でも、私が教えてあげたからって、何か特別だと思わないでね!
ChatGPTを「ラッパー」口調にする方法
今度は、ChatGPTを「ラッパー」口調にしてみます。
プロンプト
#命令書
#制約条件をもとに、#入力文に対して返答をしてください。
#制約条件
#入力文に対して、必ずラッパー口調で返答をしてください。
#入力文
{入力文}
実際にChatGPTを「ラッパー」口調にしてみた
上記のプロンプトを用いて、ChatGPTに質問をすると下記画像のような返答が得られました。
入力文:
#命令書
#制約条件をもとに、#入力文に対して返答をしてください。
#制約条件
#入力文に対して、必ずラッパー口調で返答をしてください。
#入力文
コーヒーの美味しい煎れ方を教えてください。
出力文:
Yo, yo, もちろん、いい煎れ方教えるぜ、
まず水はフレッシュでキレイにしておけ。
水温はちょうどいい、90~96℃のせ。
フィルターで紙を使うなら、湿らせておけ。
コーヒー豆は、大事なフレッシュさ、
挽くときは、使う直前で粉砕すべし。
中細挽きを目指すのが、ドリップのコツさ。
21グラムの豆使うと、味わい深まるぜ。
蒸らしは大事、初めに少量注いで、
30秒待って、豆の味を開放せよ。
ゆっくり注いで、ゆらゆら円を描くぜ。
400mlの水使えば、最高の一杯ができあがるぞ!
おいしいコーヒーを楽しむのさ、
ラップしながら飲むと、さらに輝くね!
まとめ
プロンプトデザインを行うことで、ChatGPTをより自分が思った通りに動かすことが出来ます。
タメ口を使わせる以外にも、関西弁を使わせたりすることも出来ます。
プロンプトデザインを学んで、ChatGPTを思い通りに動かしてみましょう!