プロンプトエンジニアはどの様に生成AIと向き合っていくべきか

筆者の経験における生成AI理解の重要性について

自己紹介

コツリンです。AIのスクールに関するサイトを運営しています。

筆者は実際にAIのスクールでAIの構築方法を学びましたが、AIエンジニアを目指すというよりは、AIをどう活用するのかということに興味があり、日々の生活などでもこの分野でAIを構築するならどうすればいいのかということを考えています。

ChatGPTの登場とAI理解の重要性について

そんな中、世間をにぎわすように生まれてきたAIが生成AIと呼ばれるものです。

ChatGPTが出てきた時、世間は大いににぎわいましたが、AIの構築原理を理解したことがある身として感じたことは「これからますますAIを理解できている人と理解できていない人の差が生まれるだろうな」ということです。

この記事では、AIを実際に学習した身として感じるプロンプトエンジニアの重要性を考えていきます。

プロンプトエンジニアの役割について

プロンプトエンジニアとは?

まず、プロンプトエンジニアとは簡単にいうと、生成AIを正しく扱う技術を持った人たちということができます。

そもそも、AIというとまだまだイメージがわかないことも多いと思いますが、尽きるところAIとは単なる道具にしかすぎません。

AIというとドラえもんや鉄腕アトムのような心を持ったロボットなんかも含まれるため、何かすごいものという印象がありますが現代におけるAIは人間の活動を代替してくれるもしくは手伝ってくれる道具にすぎません。

従来のAIであれば特定の内容に特化したものであったため使い方が非常にシンプルでした。

しかしながら、生成系AIは非常に先進的な技術であるため使い方がまだまだ浸透してないほか使い方にも技術が必要というのが現状です。

この技術を保有しているのが、プロンプトエンジニアということになります。

プロンプトエンジニアにおけるAIの活用方法

プロンプトエンジニアはAIをどこまで知っておくべきか

プロンプトエンジニアもこれからいろいろと発展していく業種ですが、まだまだAIの総明期である令和においては、AIの構築原理などもある程度理解しておくことが重要と思います。

AIを利用するだけであればAIのしくみを知っておく必要はありません。

しかしながら、AIのしくみを簡単にでも知っておくことでAIの限界なども理解することができます。

生成AIの限界

生成系AIという道具も限界があります。

例えば家庭用の電卓で、スペースシャトルの軌道計算ができると考える人はいないと思います。これは電卓という道具の計算能力を超えているということを利用者が理解しているからです。

これとおなじで、生成系AIを利用する人も何ができて何ができないのかを理解しておく必要があります。

AIの構築を学んだ人が考えるプロンプトエンジニアリングの重要性

AIを学んだ身として感じるのは、プロンプトエンジニアはこれから業務とAIを結ぶ大切な存在と考えられることです。

道具は正しく使うことでより優れた効果を発揮しますが、使い方を間違えれば本来の機能を発揮できません。

特に現場が思ったように回答が得られない!といった場合、そもそも質問の仕方が悪い(AIの使い方が悪い)ということも多々あります。

このように、AIを構築する側からすれば予想外の使い方をされてクレームが来るよりも、効果の高い使い方や何ができて何ができないかを理解しているプロンプトエンジニアは非常に重要な存在になります。

生成AIはこれから、Officeのように企業にとって存在するのが当たり前のような道具になっていくと考えられますが、AIはこれらOfficeよりも非常に高度な技術を要するため使いこなすのも非常に技術が必要になります。