「ChatGPTで野球の練習やトレーニングのメニューは作れる?」「野球が好きだけど、ChatGPTで何ができるんだろう?」 そう思う方もいるのではないでしょうか。
実は、ChatGPTは野球の練習メニューの提案はもちろん、野球好きにとっても多くの活用法があります。
今回PROMPTYでは、ChatGPTを使って野球の練習メニューをどのように作成できるのか、さらに野球好きがChatGPTをどう活用できるのかについて詳しく紹介していきたいと思います。
野球好きのためのChatGPT活用法5つを徹底検証
ChatGPTに野球のスタメン予想をさせてみる
先述した通り、野球のトレーニングに関しては実際に活用された事例が存在しますが、野球を観戦する側として、ChatGPTに試合のスタメン予測をさせてみましょう。なお、以下の検証はすべてGPT-4で行います。
以下のようにChatGPTに入力してみました。
8/31に行われる、ロッテ対日ハムの試合における、ロッテのスタメンを予測してください。
すると、結果は以下のようになりました。
このように、ChatGPTはリアルタイム情報にアクセスできないため、記事執筆時点での現役野球選手を知ることが出来ず、スタメン予測を行う事が出来ませんでした。
質問の仕方を以下のように変えてみます。
「あなたは北海道日本ハムファイターズの代表監督です。どのようなスタメンを組みますか?」
回答は以下のようになりました。
具体的な選手名を答えることはありませんでしたが、スタメンを組むためのポイントを解説してくれました。このアドバイスはおおむね正しいと言えます。
特定の野球選手に関する質問をしてみる
次に、特定の野球選手に関する質問をしてみます。まずは、有名である大谷翔平選手について聞いてみましょう。
野球選手の大谷翔平について解説してください。
回答は以下のようになりました。
経歴に関して、大谷翔平がエンゼルスに移籍したのは2018年ではありません。
それ以外は正しい情報を回答してくれました。
海外の野球選手に関しても同様に検証してみます。ベーブ・ルースに関して質問をしてみると、回答は以下のようになりました。
ワールドシリーズ制覇数に関する情報が誤っているのに加えて、アフリカンアメリカンに関する記述も誤りである可能性が高いです。
上記の通り、回答はどちらも概ね正しいものなりましたが、一部情報が誤りであったので利用する際は注意が必要です。
プラグインを利用して野球選手に関する情報を取得してみる
上記で紹介した方法の他にも、プラグインを使用して野球選手に関する情報を取得する方法もあります。
プラグイン「WebPilot」は、ChatGPTでウェブブラウジング機能を利用するためのプラグインです。詳しい使い方に関しては、以下の記事を参考にしてみて下さい。
「ChatGPTはインターネットに接続できるの?」「ChatGPTを使って最新の情報を知りたい…」そう思う方もいるのではないでしょうか。 ChatGPTの学習データは最新の情報に対応していないと思われていますが、実は、ChatGPT[…]
プラグインを使用してベーブ・ルースに関する情報を取得してみたところ、以下のようになりました。
このように、ベーブ・ルースにに関して正しい情報を出力することが出来ました。
プラグインを利用してChatGPTに甲子園の優勝候補を予想させてみる
次に、ChatGPTに甲子園の優勝候補を予想させてみましょう。上と同様に、プラグイン「WebPilot」を利用して甲子園の優勝校を予想させてみましょう。
以下のように入力してみます。
今年の甲子園の優勝校を予想してください。
結果は以下のようになりました。
このように、ネット上のニュース記事から、理由とともに問題なく優勝校を予想することが出来ました。
MLBのベスト選手を選出させてみる
次に、MLBのベスト選手をChatGPTに選出させてみます。
このように、問題なくベストプレーヤーを選出することが出来ました。
実際にChatGPTを野球の練習に活用した事例も存在する
ChatGPTは、その便利さから、品川翔英中学校・高等学校の野球部では、ChatGPTが練習メニュー作成に活用されています。
この学校には野球のグラウンドがなく、部員は29人いますが、限られた環境で効率的な練習を行う必要があります。
ChatGPTは、特定の練習環境(例えば、狭いスペースや限られた設備)に対して具体的な練習メニューを提案しました。例えば、25メートルのスペースを使ってゴロ処理や守備位置への移動をトレーニングする方法、ダンベルを使ったトレーニングで体の安定性とパワーを向上させる方法などがあります。
さらに、AIは選手たちのOPS(出塁率+長打率)を分析し、それに基づいて打順を提案しています。この新しいアプローチにより、品川翔英の高校野球部は創部以来初めて練習試合で3連勝を達成しました。
参考:朝日新聞デジタル
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特に注目すべきは、ユーザーが気になる情報を選ぶと、AIがその情報に基づいて独自の記事を生成する点です。プロ野球ファンにとって、最新の情報を手軽に得られる貴重な情報源と言えるのではないでしょうか。
まとめ
今回、PROMPTYでは
- 野球好き向けのChatGPT活用法
- ChatGPTを活用した野球部向けの活用事例
- 野球好き向けのChatGPTを活用した情報メディア
について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ChatGPTは、野球が好きな方や、野球を指導する側の人など、様々な人向けの活用法が存在します。
PROMPTYでは他のChatGPTに関する記事も多く取り扱っていますので、参考にしてみて下さい。