ChatGPTを「育てる」3つの方法をご紹介

「ChatGPTを自分の思った通りの回答をしてくれるように育てることはできる?」「ChatGPTを自分に最適化したい」

このように考えている方はいらっしゃいますか?

ChatGPTの学習に直接介入することはできないので、ChatGPTの使い方を工夫することで、自分の思った通りの回答を得られるようになります。

今回PROMPTYでは、ChatGPTを「育てる」ことはできるのか、ChatGPTの記憶はセッションごとであること、ChatGPTを育てる3つの方法について解説します。

ChatGPTを「育てる」ことはできるのか?

ChatGPTは、大量の文章から学習しているAIで、ある程度賢い応答ができます。

しかし、ユーザーは直接ChatGPTの学習に介入することはできません。

では、ChatGPTを「育てる」とは何かというと、以下のように考えることができます。

  • 使い方を理解する: どういう質問をすると、どういう答えが返ってくるかを学ぶことです。例えば、特定の話題について深く学びたいとき、関連する質問を繰り返すと良いでしょう。
  • 強みと限界を知る: ChatGPTは賢いですが、全知ではありません。何が得意で何が苦手かを知ることで、効果的に使うことができます。

つまり、「ChatGPTを育てる」とは、自分がどう使いたいかを理解し、それに合わせて使い方を工夫することです。

このプロセスを通じて、ChatGPTとより良いコミュニケーションを築くことができます。

ChatGPTの記憶はセッションごと

ChatGPTはセッション間での記憶を持たない設計になっています。

つまり、あるチャットの会話が別のチャットに影響を与えることはありません。これはプライバシーとセキュリティの観点から重要です。

例.「ChatGPT育成ガイド」のチャットが、「AI教育と評価ガイド」のチャットに影響を与えることはない

ユーザーが前の会話で提供した情報が次の会話に引き継がれることはないので、個人情報が他のユーザーと共有される危険性がありません。

ChatGPTを使用する際には、各チャットごとに完全に新しいコンテキストが提供されると考えることができ、これにより個々の会話が独立して安全に行えるようになっています。

ChatGPTを育てる3つの方法

ChatGPTを育てる方法として下記の3つが挙げられます。

  1. 適切なプロンプトを入力する
  2. プラグインを使う
  3. 「Custum instructions」機能を使う

それぞれ解説していきます。

①適切なプロンプトを入力する

ChatGPTを育てる方法として、適切なプロンプトの入力は非常に重要なステップです。

プロンプトは、ChatGPTに対する質問や指示のことで、これがChatGPTの応答を決定します。

適切なプロンプトを入力するためにはある程度ChatGPTを試行錯誤をする必要がありますが、テンプレートに沿うことで、思い通りの回答を得やすくなります。

プロンプトのテンプレートとしてもっとも代表的なものが、「深津式プロンプト・システム」です。このテンプレートに沿うことで、より精度の高い回答が得られます。

深津式プロンプト・システム:

# 命令書:
あなたは{プロの編集者}です。
以下の制約条件と入力文をもとに{最高の要約}を出力してください。

# 制約条件:
•文字数は300文字程度。
•小学生にもわかりやすく。
•重要なキーワードを取り残さない。
•文章を簡潔に。

# 入力文:
{入力文章}

# 出力文:

深津式プロンプト・システムの使い方や活用事例などについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。

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②プラグインを使う

ChatGPTを育てる方法として、ChatGPTのプラグインを使うことは、PDFの読み取りや、ウェブブラウジング、図表の作成など、より幅広い用途で活用することができるため非常に有効です。

ChatGPTのプラグインは、2023年3月23日に追加され、2023年5月16日にウェイトリストの登録無しで使用できるようになりました。

公開時点では70個ほどでしたが、2023年7月10日現在、プラグインの数は600個ほどになっています。

おすすめのプラグインについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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③「Custum instructions」機能を使う

「Custum instructions」機能は、ChatGPTに対して事前に知っておいて欲しい内容(例.私は20歳女性です)や出力形式(例.タメ口で返答)の設定を行うことで、目的に応じた出力を得られるようになる機能です。

最初の段階では、この新機能はChatGPT Plus(有料会員)の契約ユーザー向けに提供されています。

しかし、OpenAIの発表によれば、将来的には全てのユーザーが利用可能となる予定です。

「Custum instructions」機能の使い方などはこちらの記事で詳しく解説しています。

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まとめ

今回PROMPTYでは、ChatGPTを「育てる」ことはできるのか、ChatGPTの記憶はセッションごとであること、ChatGPTを育てる3つの方法について解説しました。

まとめると、ChatGPT自体を自分好みに育てることはできませんが、プロンプトの入力を工夫したり、プラグイン機能を使うことで、より幅広く自分自身に最適化した使用をすることができます。

ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてください!