【プロンプト解説】MidjourneyでSeed値を使ってキャラクターのバリエーションを増やす方法

midjournyではseed値と言うものが存在し、画像が出力された時点で全ての画像に割り振られます。また、同じseed値をプロンプトに組み込むことで元の画像と似た画像を生成することができます。

こちらの画像をもとに、似た画像を生成していきます。

プロンプト:

Superhero with rabbit abilities, woman, american comic style, white background --v 5.1 --s 750

耳の生えたスーパーヒーローを生成したいので、右下の画像をもとに生成していきます。

「U4」ボタンで右下の画像のみの解像度を上げ出力します。

シード値の確認方法

シード値は生成した画像の上部から手紙マークを「リアクション」をすることで確認できます。

検索欄に「envelop」と記入し手紙マークを選択します。

するとmidjourny botからダイレクトメッセージがくるので、そこからseed値を確認することができます。今回は「3268257081」と出ました。

シード値を組み込んで生成する

元のプロンプトの最後に「–seed 値」を貼り付け出力します。

プロンプト:

Superhero with rabbit abilities, woman, field of grass, american comic style, white background seed 3268257081 --v 5.1 --s 750

生成画像:

耳のあるスーパーヒーローが多く生成されました。

同じプロンプトとseed値でもそっくりな画像が生成されるわけではありませんが、同じようなスタイルの画像が生成されます。好みのキャラクターができるまで何度も試してみることをお勧めします。

背景を加えて生成する

最後に似たキャラクターに沿った背景を一緒に生成してみます。「草原=field of grass」を組み込んでみます。

プロンプト:

Superhero with rabbit abilities, woman, field of grass, american comic style, seed 3268257081 --v 5.1 --s 750

生成画像:

草原の背景が生成されました。何度か出力を繰り返し、かなり理想に近い形となってくれました。

作りたい画像が生成されるまで何度も試してみてください。