システム開発におけるGitHub Copilotの活用で20%~30%の業務時間削減 株式会社ビヨンド

今回は、株式会社ビヨンドでシステム開発部の取り組みを進めている、システム開発部課長の萬代陽一さんにインタビューを行いました。

GitHub Copilotの活用による業務時間の削減や、セキュリティと活用のバランスを意識したガイドライン作成についてなど、生成AIの活用・導入を検討されている方にとって大変貴重なお話をいただきましたので是非ご覧ください。

プロフィール

株式会社ビヨンド システム開発部課長 萬代 陽一さん

生成AIを導入した背景

Q:生成AIを導入した背景について教えてください。

萬代さん:ChatGPTが出始めた当初は、個々の社員がそれぞれ興味を持って使い始めていたのですが、ある時代表の方から全社的に生成AIを導入しようという提案がありました。それを受けて、私を含む社内のメンバーで、生成AIの利活用を進めるためのチームを組織したというのが背景です。

システム開発ではGitHub Copilotを活用

Q:具体的に生成AIに関してどのような活用をされていますか?

萬代さん:社内でChatGPTを使うこともありますが、日常的に使用しているツールというと、GitHub Copilotの方が圧倒的に多く活用されています。特にシステム開発の面では、GitHub Copilotからコードのサジェスチョンを受けながら、業務を進めています。

また、弊社のコーポレートサイトには、旅行の日記だったり社員が自由に発信できるようなブログを掲載しているのですが、そこで生成AIの活用を広める取り組みの一環として、アイキャッチ画像を生成できる画像生成AIのAPIを利用できるページを社内向けに設けています。

セキュリティと生成AI活用のバランスを意識したガイドライン

Q:ガイドラインの作成について教えてください。

萬代さん:弊社ではサーバー運用が主要な事業ですので、セキュリティには特に注意を払っています。しかし、セキュリティ規則を厳格にしすぎると、逆に生成AIの活用が進まないという問題もあります。そのため、セキュリティを確保しつつも、活用の柔軟性を保つバランスを取る必要があります。適切なバランスを見つけながら、生成AIを活用して業務を効率的に進めるためのガイドライン作成を意識しました。

GitHub Copilotの活用で約20%~30%の業務時間削減

Q:生成AIを活用した結果の効果について教えてください。

萬代さん:ChatGPTを使うと、Googleで容易に見つからないような情報もすぐに回答として得られることがよくあります。また、GitHub Copilotに関しては、次に続くコードをサジェストしてくれる機能がかなり素晴らしいと感じていて、実装時間をかなり削減してくれています。定量的な効果については現時点では測定できていませんが、体感ではおよそ20%から30%の業務時間削減を実現していると思います。

今後は設計やプロジェクト管理などより上のレイヤーで活用

Q:生成AIの活用に関して、今後の展望を教えてください。

萬代さん:現在、私たちのプロジェクトでは実際の作業面で生成AIの活用が進んでいます。さらに、設計やプロジェクト管理など、より上位のレイヤーでの使用方法や手法も見かけますので、そういった分野でも今後生成AIを活用していきたいと考えています。