Stable Diffusion WebUIを日本語化する方法について解説

「Stable Diffusion WebUIを使っているけど、英語表示で使いづらい」「Stable Diffusion WebUIを日本語表示で使いたい」

このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

今回PROMPTYでは、Stable Diffusion WebUIを日本語化する方法、Stable Diffusion WebUIを日本語化するメリット、Stable Diffusion WebUIを日本語化した後に元に戻す方法について解説します。

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Stable Diffusion WebUIを日本語化する方法

Stable Diffusionは英語表示なので、英語が苦手な方は「日本語で使いたい!」という方も多いのではないでしょうか?

そのような方々のために、有志の方によって日本語化する拡張機能が開発されています。

ここではその拡張機能を①インストールして②適用する方法を解説します。

①拡張機能をインストールする

(1)Stable Diffusion WebUIを起動します。

(2)起動するとデフォルトで「txt2img」タブが表示されるので、下記画像の赤枠で囲われた「Extensions」タブに切り替えます。

(3)「Extensions」タブに切り替えると「Installed」タブが表示されるので、下記画像の赤枠で囲われた「Available」タブに切り替えます。

(4)「localization」にチェックがついているので、そのチェックを外します。

(5)チェックを外したら、オレンジ色の「Load from」ボタンをクリックします。

(6)「Load from」ボタンをクリックすると、下記画像の赤枠で囲われた箇所のように、拡張機能が一覧で表示されます。

(7)「ja_JP Localization」がお目当ての拡張機能です。見つけたら下記画像の青枠で囲われた「Install」ボタンをクリックします。(「ja_JP Localization」は下から18番目にあります。下から探すか、Ctrl+Fで探すことをおすすめします。)

画面が数秒間白くなった後、元の画面に戻ったらインストール完了です。

②拡張機能を適用する

(1)インストールが完了したら、「Settings」タブをクリックし、設定画面に移動します。

(2)左側のメニューの中の「User interface」をクリックします。

(3)画面の一番下に表示される「Localization (requires restart)」から「ja_JP」を選択します。

(4)「Apply settings」をクリックして設定を保存します。

(5)stable diffusion webUIで言語を変更する場合はリロードを行う必要があります。「Reload UI」をクリックして、再度読み込みを行います。

(6)すると下記画像のように、Stable Diffusion WebUIの表示が日本語になりました!

Stable Diffusion WebUIを日本語化するメリット

Stable Diffusion WebUIを日本語化することで、より直感的な操作が可能になります。

メニュー項目、ボタン、調整スライダーなどのラベルが日本語で表示されると、ユーザーは何を選択すべきか、どの操作をするべきかをすぐに理解できます。

これにより、ユーザーは迷うことなく、すばやく目的の操作を選択でき、使いやすさと効率性が向上します。

Stable Diffusion WebUIを日本語化した後に元に戻す方法

「Stable Diffusion WebUIを日本語化してみたけど、やっぱり英語で使いたい」となる方もいらっしゃるでしょう。

ここではそんな方のために、Stable Diffusion WebUIを日本語化した後に元に戻す方法を簡単に説明します。

(1)「設定」のタブをクリックします。

(2)「ユーザーインターフェース」をクリックします。

(3)言語設定が「ja_JP」になっているので、

言語設定を「None」(なし)に変更します。

(4)日本語設定に変更したときと同じように、①「設定を適用」をクリックした後に、②「UIの再読み込み」をクリックします。

(5)すると下記画像のように、元の英語表示に戻すことができました。

まとめ

今回PROMPTYでは、Stable Diffusion WebUIを日本語化する方法、Stable Diffusion WebUIを日本語化するメリット、Stable Diffusion WebUIを日本語化した後に元に戻す方法について解説しました。

特に英語が苦手な方は、Stable Diffusionを日本語表示にすることで、よりスムーズにStable Diffusionで画像生成をすることができるようになります。

ぜひ今回の記事を参考にStable Diffusionを日本語表示にしてみてください。

~Stable Diffusionで素早く画像生成するには~

Stable Diffusionの画像生成スピードや画像サイズは、グラフィックボード(GPU)の性能によって大きく変わります。

このため、より効率的かつ快適な画像生成を望むユーザーにとって、最適なグラフィックボードの選択が重要となります。

推論処理やLoRAなどの追加学習処理といった大量の計算を効率よく行うためには、12GB以上のVRAMを持つグラフィックボードを選ぶことを強くおすすめします。

2GBや4GBのVRAMを持つグラフィックボードでは、学習プロセスや高解像度の画像生成に支障が出る可能性が高いです。

コスパを重視する方は、RTX 3060を選ぶと良いでしょう。

このグラフィックボードを使えば、Stable Diffusionの画像生成機能を最大限に活用することが可能となります。