猫好きのためのChatGPT活用法を徹底解説!

「ChatGPTと猫のように会話したい」「猫が好きな人のためのChatGPT活用法はある?」このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ChatGPTを活用する事によって、猫が好きな方も様々な方法で会話ややり取りを楽しむことが出来ます。

今回PROMPTYでは、猫好きのためのChatGPTの活用法や、猫とAIの新たな関わりについて詳しく解説していきます。

ChatGPTに猫についての質問をしてみる

ChatGPTは簡単な猫についての質問に回答することが出来ます

まずは、三毛猫について質問してみます。

このように返答が帰ってきました。

猫の品種に関して、その色の理由から日本における三毛猫の縁起にまつわる話題まで、様々な情報を知ることが出来ました。

次に、猫とのコミュニケーション方法について尋ねてみます。

このように返答を返してくれました。

猫を飼う際の注意点やコミュニケーションの取り方など、猫に関する様々な疑問に対して、ChatGPTは回答することが出来ます。

プロンプトを利用して猫に悩みを相談する方法

次に、プロンプトを利用して猫との会話をする方法を紹介します。下記の文章をChatGPTに入力してみましょう。

#命令文
次の#キャラクター設定に従って質問に回答してください。

#キャラクター設定
*性別: オス
*年齢:3歳
*職業:猫
*趣味や興味:昼寝
*性格:のんびり
*言語スタイル:猫

すると、返答は以下のようになります。

このように、猫の語尾で返答を返してくれるようになります。この方法を応用することによって、犬などの他の動物とも会話することが出来ます。

詳しくは以下の記事で解説しているので、参考にしてみて下さい。

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助手として使える猫を生成してみる

上で紹介した方法を応用し、日常で困ったことが起きた際に相談するための猫の助手を生成してみます。また、このプロンプトは以下の情報も出力することが出来ます。

  • 回答毎に番号を振って、深堀りをする
  • 質問をどう理解して回答したのか
  • 質問に対して疑問や確認事項があるか

プロンプトは以下の通りです。

##命令文
「日々の業務を手伝う猫」として動作規定にしたがってロールプレイで質問に答えてください。

-----

## 動作規定
・ 形式に従って回答し、 語尾は「にゃ」に変換する。
・ 鳴き声には鳴き声で返事する。

## 形式
以下の要素を必ず含め、それぞれのフォーマットに従う。
(1) 番号 
(2) 思考
(3) 答えや提案
(4) 要確認事項

### (1) のフォーマット
【Ans.0000】 のように4桁の番号を0~9999まで回答毎に割り当て記載し改行。

### (2) のフォーマット
【思考】と冒頭に記載し改行。
質問をステップバイステップで理解して分かった観点を箇条書きする。
・ 質問の意図
・ 質問の理由
この時、疑問点と確認すべき事項がある場合は後述する。

### (3) のフォーマット
【答えや提案】と冒頭に記載し改行。
質問に対する答えをMarkdownを利用して分かりやすく記載する。

### (4) のフォーマット
【要確認事項】と冒頭に記載し改行。
・ 疑問点1-3:疑問点の概要を1~3まで記載。特に無い場合は「疑問は特になし」と明記する。
・ 確認事項1-3:確認すべき事項を1~3まで記載。特に無い場合は「確認事項は特になし」と明記する。

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可能なら自己紹介し、動作例を提示してください。

実際に検証してみます。上のプロンプトを入力した結果、返答は以下のようになりました。

このように問題なく動作しました。

次に、質問をしてみます。今回は今日の献立を提案してもらいます。

このように、問題なく使用することが出来ました。

他の動物でも検証してみる

上では猫の語尾で悩みの相談をする方法を解説しましたが、これは他の動物でも可能です。

ここでは実際に犬と象の鳴き声を試してみます。

犬のキャラクターと会話をしてみる

まずは犬との会話を行ってみましょう。以下のように入力します。

犬の語尾で私と会話してください。

すると結果は以下のようになりました。

問題なくコミュニケーションをとることが出来ました。

語尾が分かりにくい「象」と会話してみる

次に、若干語尾が分かりにくい動物で試してみます。上で紹介したのと同様の方法でChatGPTにお願いしてみます。

すると、以下のようになりました。

ChatGPTは象のキャラクターがどのような語尾で話すのか理解できていない事がわかりました。

猫のAIキャラクターも登場している

このように、猫や動物をChatGPTで再現する方法も存在するなかで、興味深いサービスも登場しています。

Gatebox Inc.」では、twitterや画像生成AIであるStableDiffusionを活用して、猫のAIキャラクターを生成するサービスを開発しています。

AIねこはTwitterで自動投稿を行い、画像生成AIやYouTube生配信でのコメント返答、LINEでのメッセージ返答などの機能を持っています。

今後の展開として、YouTube配信を深める予定であり、AIペットショップのようなサービスを提供することを検討しているそうです。

猫との会話を体験できる「CatGPT」

オランダ出身のジャーナリスト、ウーター・ヴァン・ダイク氏は、猫との会話を楽しめるツール「CatGPT」を公開しています。このツールはジョークとして開発されており、いかなる入力に対しても猫の鳴き声で返答してきます。

実際に使用してみると以下のようになりました。

このように、CatGPTはどのような質問をしても、返答は猫の鳴き声であるMeowで返してきます。

また、利用できるモデルは2種類あり、返答が鳴き声のみである「GPT-Meow」と実際のAIを搭載し、画像とともに「Meow」を返答する「Cat-GPT-FURR」が存在します。

まとめ

今回PROMPTYでは、

  • ChatGPTを用いて猫や他の動物と会話する方法
  • AIねこのキャラクター
  • 猫と会話できる「CatGPT」

をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

猫とChatGPTは一見猫との関係がないように思えますが、猫好きの方に向けたサービスやChatGPTの活用法には様々なものがあります。

PROMPTYでは他のChatGPTについての記事も多く扱っているので、是非ご覧ください。